記録的な大雪に東京周辺は混乱を極めている。
さすがに滅多に積もらぬ雪のために北国並みの除雪融雪インフラを整えろとは思わない。
だが、フラットソールで転倒したり、慣れないスタッドレスタイヤを過信して事故ってみたり、雪を甘く見るのは驕りというべきだろう。
我が家周辺の積雪量は25〜30cmほど。
凍結しなかったことを幸に、早朝からマンション内の除雪に精を出した。
重い湿雪に腰が悲鳴を上げたところで切り上げ、かろうじて午前中といえる時間帯にご近所を徘徊。
普段は殺風景な休耕田周辺だが、雪の織りなす優美な曲線風景に一変。踏み入れがたい静謐感が漂う。
大雪に右往左往は人のみにあらず。
野鳥たちも限られた餌場を求め混乱しているようだ。
近所の公園ではわずかに露出した芝生を巡ってドバトとツグミが小競り合い。
↑のツグミは羽衣の模様にメリハリ感がないのでメスと思われる。
せっかく雪のない暖地を求めて渡ってきたのに、気の毒な境遇ではある。
撮影データ：Canon EOS 7D / EF400mmF5.6L USM (紅梅のみ接写リング使用) / 2014年2月 / 横浜市
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