【タカ目タカ科】環境省レッドリスト準絶滅危惧（NT）
相模川の中流域で嬉しい遭遇。我が家周辺には生息しないこのタカに会いたくて、いったい何度三浦半島に足を運んだことか。
数年前にタカに捕まった魚（サバ）が栄養ドリンク（リゲイン）を飲んで逆襲するCMが放映されていましたが、あのタカこそがこのミサゴ。最大でウイングスパンが175cmに達するタカで、魚食性ゆえに主に海岸や湖沼、大きな河川に生息します。今回は上流に向かって飛び去る姿を目視しただけですが、是非ともホバリングからダイブに至る豪快な捕捉シーンや獲物の魚を運び去る様を観察したいものです。
そうそう、写真や映像でしか見たことがありませんが、鋭い脚爪で捉えた魚を飛翔方向に合わせ頭を前にしてぶら下げる様子は長大な翼も相まって雷撃機、それも九七艦攻を彷彿します。ですがミサゴの英名Ospreyはアメリカのベルとボーイングが共同開発したティルトローター機V-22の愛称として採用されています。獲物を狙う際に行う停空飛翔（ホバリング）からの連想なのでしょう。
何しろ遠距離だったのでトリミングしまくり。次回はじっくり狙いたいな。
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