撮影機材による画角と画質比べ

デジスコの超々望遠効果、論より証拠の画角比較。
上の段はデジタル一眼レフとしては一般的なAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載したEOD20Dと、400mm及び1.4xテレコン装着時のサンプルです。下のデジスコは32xアイピースを使用し、デジカメのワイド端とテレ端でのサンプル。「≒」で表示したのはそれぞれ35mmフィルムサイズでの換算焦点距離

  1. Canon EOS20D / EF400mmF5.6L(ISO400 1/200sec F5.6)
  2. Canon EOS20D / EF400mmF5.6L + TelePlus PRO300 1.4x(ISO400 1/125sec F8)
  3. Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32x) / CASIO EX-Z850(f=7.9mm ISO50 1/80sec F2.8)
  4. Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32x) / CASIO EX-Z850(f=23.7mm ISO50 1/20sec F5.1)

言うまでもなく撮影の倍率ではデジスコの圧勝。ただしこの程度の表示サイズでは分からないのですが問題は画質です。
今度は上記各サンプルから比較的被写体のサイズが近い2と3の等倍切り出しをピックアップ。

データでも明白ですが、EOS20DのISO400に対し、EX-Z850はISO50。両機は画素数ではほとんど同じ800万画素機ですが階調の豊かさやノイズ、高感度域の実用性など、画質に関するどの要素をとってもEOS20Dの圧勝です。テレコンを使わなければ高速AFの恩恵があるし、連写の秒間5コマも大きなアドバンテージ。
要は目的に応じた使い分けですね。