紫鷺(ムラサキサギ)

 東南アジアからアフリカまでの広域に分布するムラサキサギの北限が八重山諸島。地元では当たり前でも本土からの来訪者にはとても珍しい鳥の代表格。アオサギには僅かに及ばないもののそのサイズは他を圧倒するに十分で、水田や干潟、マングローブ林はもちろん、遠浅のビーチでもその姿を見かけます。紫とは称しても実際にくすんだ茶色。アオサギが南国のティダ(太陽)に焼かれたような、そんな印象でした。

樹上休息はサギ類に共通。遠くから発見しやすくなります。

飛ぶとますます大きな印象。ウイングスパンは大きい個体だと150cmに達するとか。
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ツバメシジミ♂

 9/12に紹介したリングライトを使ってみました。太陽光と2:1程度になるよう補正し補助光的な使い方をしてみたところ、逆光気味の裏翅も潰れず表翅のバイオレットブルーも美しく出てくれました。ですが歩留まりは今ひとつ。E-TTLはほとんどアテにならないのでいろいろ試しながら経験値を蓄積する必要がありそうです。

ツバメシジミの下に落ちる陰で太陽光の強さが判るかと。その割には裏翅が明るく写っています。

↑ 部分アップで見るとこんな感じ。被写界深度を稼げるので細密な描写には武器になりそう。

薬師池公園(町田市)

 園内の萬葉草花苑は万葉集に詠われた草花をメインに集めたミニ植物園。リングライトのテストも兼ねて初秋の花を求めて出かけてきました。
ところがどっこい、樹上から聞こえる野鳥の声に気もそぞろ。結局400mmの出番が一番多かったような・・・・