紫鷺(ムラサキサギ)

 東南アジアからアフリカまでの広域に分布するムラサキサギの北限が八重山諸島。地元では当たり前でも本土からの来訪者にはとても珍しい鳥の代表格。アオサギには僅かに及ばないもののそのサイズは他を圧倒するに十分で、水田や干潟、マングローブ林はもちろん、遠浅のビーチでもその姿を見かけます。紫とは称しても実際にくすんだ茶色。アオサギが南国のティダ(太陽)に焼かれたような、そんな印象でした。

樹上休息はサギ類に共通。遠くから発見しやすくなります。

飛ぶとますます大きな印象。ウイングスパンは大きい個体だと150cmに達するとか。
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