草木

ススキ

秋景色といえばこのススキでしょう。イネ科の多年草で秋の七草でもあります。 「尾花」というのもススキのことだったんですね。

コスモス

ここ数年ほどの間で見かけるようになったような気がするレモンイエローのコスモス。キバナコスモスよりはコスモスらしい花の形で好ましいのですが、この色だと「秋桜」のイメージとかけ離れてしまう様に思えてしまいます。

紅葉

街路樹やカエデの一部は既に色づき始めています。 この葉はカエデの仲間だと思うのですが、分かったのはそこまで。 カエデ専門のサイトも見たのですが、これだと特定するには至りませんでした。

コスモス

和名はご存じ秋桜。こちらの方がしっくりするという向きも多いようです。 8月の終わり頃から見かけるこの花もそろそろ終わりそうな気配ですが、そうなるといよいよ木々の葉が色づき始める晩秋ですね。

ゲンノショウコ

前回掲載したのはピンクのゲンノショウコでしたが、白いタイプも撮影することが出来ました。 薬効もさることながら可憐な花です。

マングローブ林

沖縄中部を太平洋側に注ぐ億首川の河口は野鳥専門誌にも紹介される沖縄有数の探鳥スポット。それもそのはずで下流に向かって右側には田園が広がり、左は鬱蒼としたマングローブの林です。何れもそれを好む鳥にとっては欠かせない要素というわけで、かなり多…

トックリキワタ

沖縄のあちらこちらで花をつけていました。戦後に移入したブラジル・アルゼンチン原産のパンヤ科落葉樹ですが、沖縄の風景には絶妙に似合っていました。

ツリバナ

どちらかというと山地に自生する落葉低木です。 花をつけるのは初夏ですが、秋になると赤い朔果が5裂して朱色の実が現れます。

ホトトギス

日本産のホトトギスはこの様に花弁としべの部分が同色同柄です。 前回掲載の タイワンホトトギス と比較するとその違いがよく分かります。 何とも毒々しい色柄の花ですが、特に有毒との記述は見あたらないようです。なんとなくヤマユリの模様に似ていると思…

ナナホシテントウとソバの花

連日のソバですが今回は少々アップ。ナナホシテントウとのコラボです。 ナナホシテントウがいるということは、獲物であるアブラムシが発生しているわけです。晩秋の収穫に向け、ソバ畑の守護神ということですね。

ソバ

温暖な南関東では稲刈りが一段落する今頃がソバの花の盛り。一面の白い畑に蜜を求めた蝶たちが舞います。同じ畑が春は菜の花。年に2回蝶達の楽園となるわけです。それにしてもこのソバ畑を目にしたときは驚きました。標高のある山間の作物と決めてかかって…

ゲンノショウコ

事ある毎に飲まされていたので、お腹の薬としては子供のころから知っていました。でもそのまま植物の名前だと知ったのは大人になってから。 その薬効が速やかに現れるが故に「現の証拠」と呼ばれたのが由来だそうです。

タイワンホトトギス

どうやら園芸種らしいホトトギス。タイワンホトトギスの系統だと思います。 ちなみにホトトギス(日本産)は花弁としべの部分が同柄同色です。

オオガハス

花を競ったのはかれこれ二月ほど前でした。 秋が深まるに連れ葉も枯れ茎も倒れていきますが、蓮田の枯れぶりもまた冬の荒涼感があって嫌いじゃない風景です。

ノハラアザミ

ばっさりとアザミと書いてしまえば気楽なのですが、なまじ図鑑を開いてしまったのが運の尽き、結構種類があるものです。花のクローズアップしか撮っていなかったのでちょっとパニック。

シュウカイドウ

秋海棠と書くこの花はベゴニアと同じ仲間で、これまた在来種だと思っていた花の一つ。 中国山東省からマレー半島にかけてを原産とする多年草で、園芸種として移入されたものが野生化しているようです。

キクイモ

北米原産の帰化植物で秋に大振りの花をつけます。その名の通りキク科ですが花が終わる頃から地下茎が膨らみ、茎が枯れる頃には食用になるそうです。 それで付いた名前も理解出来るのですが、直接的というか芸が無いというか。

ミゾソバ

湿地や田の畦、小川の側など、要するに「溝のそば」に咲くからこの名前かと思ったら、葉の形状がソバ(蕎麦)に似ているという一応もっともらしい理由もあるようです。何とも投げやりなネーミングですが花は可憐。花の大きさは僅か1cmほどですから別名のコンペ…

マツムシソウ

キキョウにも似た彩りのマツムシソウが広葉樹林に囲まれたススキ原の中に点在していました。名こそ聞き知っていましたが、目にするのは初めてでした。

ヒガンバナ(曼珠沙華)

まさに彼岸の頃咲くこの花は、日本列島が大陸と陸続きだった頃に自然分布したという説と、遙か昔に人出を介して中国大陸から持ち込まれた「史前帰化植物」とする説などがあるそうです。 我が家周辺の開花状況は昨日の時点ではまだまだ咲き始めの様相。今週末…

ニラ

古くは万葉集にも読み込められ、「韮崎」などの地名にも残っていることから在来種と考えていたのですが、どうやら中国西部や東南アジアがルーツのようです。今の時期、ニラの花は絶好の蝶々スポット。様々な蝶が吸蜜にやってきます。

コムラサキ

カミさんが植えた我が家のコムラサキ。 このところメジロが食べにやって来るようです。

ツリガネニンジン

ニンジン(セリ科)の名が付いていますがキキョウの仲間です。 薬草となる根の部分を朝鮮人参に例えてこの名が付いたようです。 最近地元で自生している場所を見つけ、ちょっと嬉しい気分。

タマスダレ

南米原産の園芸種だけど、自生しているとしか思えない群落も見受けます。 ヒガンバナ科の例に漏れず有毒で、細く線状の葉をニラやアサツキと、球根(鱗茎)をノビルと間違える事例があるようです。何れの場合も強い嘔吐感や痙攣などの症状が出るそうなのでご注…

ガマ

いわゆるガマの穂です。 このフランクフルトのような部分は雌花の穂で、 写真では枯れ落ちていますがこの先端に雄花の穂があります。

キバナコスモス

コスモスと同じくメキシコ原産。 秋の花のイメージですが、見かけはじめるのは盛夏の頃から。 これからの季節は絶好の蝶撮影ポイントになります。

ヤマホトトギス

カブトムシが居た森の林床に自生していました。小さいけどユリ科に属しています。 はじめはヤマジノホトトギスと認識していたのですが、花被片が反り返っているのでヤマホトトギスが正解のようです。ホトトギスに比べ二回りほど小さい印象です。

ユウガギク

てっきりマーガレットだと思い込んでいたのですが、それにしては小振りです。 柚に似た香りがあるので「柚香菊」と名付けられたそうですが、鼻炎持ちの私には分かりませんでした。

センニンソウ

田んぼ脇の土手に群落を作って咲いていますが、周囲には濃厚な香りが漂っていました。 4枚の大きな白い花弁状の部分はガクで、その先が花本体です。 キンポウゲ科しくこの花も食すと有毒。

イネ

黄金色になりかけた稲穂が、台風にもめげずに頭を垂れはじめています。 背後に見えるのはイベントの案山子ですが、あながち飾りでない証拠にスズメが群れているのが遠望されました。