Spain

このところチック・コリアの名曲「Spain」に浸っている。
古い楽曲(1972)だけにオリジナルのReturn to Forever版は耳に馴染みがある。

だが、今になってこの曲に惹かれたのは平原綾香の「アランフェス協奏曲〜スペイン」のインパクト。
岡田治郎操るエレキベースと彼女のスキャットが織りなす世界が素晴らしい。

どうもこの楽曲は腕に覚えのあるミュージシャンを刺激するらしく、そうそうたる顔ぶれがカヴァーしている。
例えばアル・ジャロウや本家チック・コリア上原ひろみのピアノデュオなどどれも素晴らしく、
さながら剣豪の腕比べかとさえ思えてくるほど楽しみが尽きない。


ヒゲボウズが神とも崇めるパコ・デ・ルシアアル・ディ・メオラジョン・マクラフリンとライヴで共演しているけれど、
CD音源を残してくれなかったことが悔やまれる。

もちろん数多ある中からヒゲボウズが聴いた「Spain」は知れたものだが、
その中で目下のヘヴィローテーションはジャズピアノのミシェル・カミロとフラメンコギタリストのトマティートによる共演。

う〜ん、トマティート艶っぽいギター弾くなぁ。