大鷭(オオバン)

【ツル目クイナ科】
 いつもカモを見に出掛けている池には5〜6羽のバンが生息している。そんな先入観があるので黒い水鳥が目にはいると「なんだバンか」とスルーしてしまいそうだったのだが、双眼鏡で一瞥をくれた際のクチバシの白さに踏みとどまった。識別に迷う余地もなく、この池には珍しいオオバンだった。

 オオバンといえば内湾などに群れている印象があるのだが、冬になると内陸に小さな湖沼にも姿を現すようだ。決して珍しい鳥種ではないのだが、どういうわけか飛翔や陸上での姿に遭遇できずにいる。この冬の間に見たいものだが、こればかりは運次第だなぁ。

撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) / CASIO EX-Z850 / 2011年12月 東京都町田市
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