川鵜(カワウ)

ペリカン目ウ科】
 カモウォッチングに訪れた池ではカワウがただならぬ様子。しきりに鳴き交わしたかと思えば巣材らしき小枝を咥えたりしている。どうやら求愛行動に遭遇したらしい。

 そして一瞬の交尾。この後も枝を受け渡したりクチバシを合わせたりと一連の求愛行動を観察することが出来た。
 それにしても繁殖に12月の寒空は早すぎませんか? ということでカワウの繁殖期を調べてみたのだが、どうやら初秋から初夏まで、真夏をのぞいたほとんどの期間であるらしい。魚食性なので冬にも餌は減らないのかも。そりゃ増えすぎるのも道理だね。

 婚姻色のカワウを思い切りアップ。グロテスクと見るか、美しいと感じるか、見解の分かれる相貌。
 ところで、アレコレと資料をあさってみたけれど、カワウの雌雄識別に関する記述は見つからなかった。なんとなく大きさが違うようにも見えたのだが個体差にすぎないかもしれない。

撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) / CASIO EX-Z850 / 2010年12月 東京都町田市
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