川鵜(カワウ)

ペリカン目ウ科】
 カワウの繁殖期は地方によって異なるようだが、南関東だと初秋から初夏にかけて、つまり真夏を除くほとんど通年なのだそうだ。道理で冬の最中に婚姻色のカワウを見かけるはずだ。

↑カワウにしては珍しいことに、何となく絵になる風景となっていた。婚姻色の白色羽毛が精悍に見える。

デジスコで同じ個体をクローズアップ。

 上の画像は400mmに1.4xテレコン装着で合成焦点距離が560mm。イメージセンサがAPS-Cサイズなので35mmフィルムカメラに換算すると900mm相当となる。一方下のデジスコ画像は50xアイピース使用でデジカメ側をテレ端。35mmフィルムカメラに換算すると5700mmに相当する。ことクローズアップに関する限りデジスコの威力は凄まじいばかりだ。

 それにしてもウミウにも共通する緑の瞳が宝石のようだ。魚を捕ることに特化したカギ状のクチバシが意外に猛々しい。野生の貫禄だね。

撮影データ :<上>Canon EOS 20D + Canon EF400mmF5.6L USM + TELEPLUS300(1.4x) / <下>Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) / CASIO EX-Z850 / 2012年01月 東京都町田市
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