種籾を水につけ込む頃に花が咲くことから名付けられたタネツケバナは、若い葉を茹でて食すと辛味があって美味しいのだそうです。菜の花と同じアブラナ科だけのことはありますね。
さて、昨日掲載のミチタネツケバナが外来種であるのに対しこちらは在来種。茎から少し離れて伸びている長角果(果実)は花より上に伸びることがあまりないようで、ミチタネツケバナと識別する際の明快な相違点となります。
撮影した野原では両者が混在していました。何となく在来種が追い詰められているように見えたのが被害妄想で済めばよいのですが。
- EOS 20D EF100mmF2.8MACRO USM ISO100 1/250sec F5.6 マクロリングライトMR-14EX