遭遇は僅か数回、撮影にこぎ着けたのは今回が初めて。ポピュラーなはずなのになぜか縁が薄い、幾種類かいるそんな鳥の代表格がこのアカハラ。名前の由来は言うまでもなく腹部両側の橙褐色。同じツグミ科のシロハラと対照をなすネーミングです。
ところで今回の遭遇、同じアカハラでも頭部の色の濃さから亜種オオアカハラの可能性を捨てきれずにいます。YACHOO! オンライン野鳥図鑑 の野鳥質問箱でも問い合わせていますが、おわかりの方、コメントをいただけると幸いです。
追記：上記サイトでオオアカハラとの指摘をいただきました。タイトル等を修正します。
亜種アカハラに比べると(1)やや大きい (2)クチバシが太く長い (3)オスは頭部の黒色味が強く背中の褐色も濃い といった相違点があります。また繁殖地も異なり、亜種アカハラは中部以北の主に山地で繁殖し、亜種オオアカハラは南千島で繁殖し渡ってくるそうです。
ということで、亜種アカハラは未だに撮影できていないことになりました。やっぱり縁が薄いんだなぁ(^^ゞ
- EOS 20D EF400mmF5.6L USM ISO800 1/200sec F5.6
