【スズメ目シジュウカラ科】
シジュウカラは本来森林性だが、都会でも見かける頻度が高く、渋谷駅から徒歩数分の公園で見かけ驚いた記憶がある。
他のカラ類と比べると分布が広大で、北緯65度以南のユーラシア大陸からアフリカ北部にかけて生息している。
国内では小笠原諸島以外のほぼ全てに分布しているが、南の亜種ほど色黒なのがどこか人間的で面白い。
樹上性の鳥でありながら地面での採餌も厭わない。
ひょっとするとこのことが他のカラ類にはない適応力につながっているのかもしれない ・・・・ とは素人考えか（苦笑）
眼と黒い頭部が同化し易くカメラマン泣かせなのは近縁のヒガラやコガラも同じだが、撮影機会が多いことが救いではある。
モデルさんのようにレフ板を使わせてくれたら申し分ないのだけれど。
これからの季節、観梅やお花見のバックグランドではシジュウカラのさえずりが欠かせない。
ツツピーとかツピツピツピなどと聞こえた方に目をやれば、胸のネクタイを誇らしげに春を謳う姿が見られるはず。
撮影データ：Canon EOS 7D / EF400mmF5.6L USM / 2014年2月 / 横浜市
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