ミヤマセセリ

 春も盛り、気がつけば地元の里山でも色々な蝶が飛び始めています。谷戸田の際に沿った畦道で見慣れない蝶を発見。とりあえず撮影してから自宅で同定してみました。初見初撮りのミヤマセセリでした。
 このセセリチョウは春の4〜5月だけに発生するいわゆるスプリング・エフェメラルで、日本各地で絶滅が危惧されている種類なのだそうです。手元の図鑑によれば幼虫の食草はコナラの仲間、成虫はレンゲやタンポポ、スミレなどで吸蜜となっています。ありふれた食草のように思えるのですが、それでも激減なんですね。