中杓鷸(チュウシャクシギ)

干潟や岩礁、水田などに飛来するシギで、穴の中のカニを好んで食します。その食性ゆえの適応で湾曲した長いクチバシを持ちますが、近類のダイシャクシギやホウロクシギに比べれば、これでもクチバシが短く体も小型です。

見られる時期は3〜5月と8〜10月。南北移動の中間地点に日本が位置する為に年2回やって来る旅鳥です。

冒頭で書いた通りカニを好んで食べるそうですが、この時は素知らぬ顔で素通りでした。一方カニの方は極度の緊張状態だったようですが、獲物としては大きすぎたのかな?