白腹(シロハラ)

純白のお腹じゃないですけど、近種で腹部が橙色の「アカハラ」に相対した命名だと思います。
里山で見られる大型ツグミで冬鳥の代表格でもあります。
例年だとこの時期は平野部の林で普通に見かける鳥ですが、この冬は先週ようやく最初の一羽を視認しました。
他の冬鳥同様今シーズンは渡来数が少ないようです。

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ノイズリダクション

上記のシロハラは薄暗い林床で遭遇した上に手持ち撮影だったので、咄嗟にEOS10Dの最高感度ISO3200に設定して撮影しました。言うまでもなく結果は悲惨なほどのノイズの嵐です。
そこで、ノイズリダクション処理を施してなんとか見られるところまで救済したのが上記の写真というわけです。


等倍切り出しサンプル

使いようによっては本来の雰囲気をぶち壊しかねない処理ですが、やむを得ず超高感度で撮った後処理では助けられています。

望遠レンズの倍率って?

それなりにごつい望遠レンズを使っていると、「それって何ミリ?」とか「何倍なの?」と問われることがしばしば。まぁほとんどは初老の男性から発せられる質問なんですが、困ってしまうのが後者の質問。
望遠鏡の倍率なら対物レンズの焦点距離を接眼レンズの焦点距離で割れば求めることが出来ます。ですが一眼レフだとどういう根拠で計算するのでしょうね?


その昔、35mm一眼レフの場合は50mmを1倍として焦点距離÷50が倍率と教わった覚えがあります。つまり200mmなら4倍、300mmでは6倍というわけです。この倍率は感覚的には納得できたけど、根拠は今に至っても良く分かりません。*1
その式をそのまま現在の鳥撮り機材、EOS20Dと400mm望遠レンズに置き換えると400÷50×1.6*2となり、12.8倍。
う〜ん、そんなもんかなって気もしますけど、白状すると「倍率」の概念さえ理解が怪しかったりします(^_^;)


どなたかホントのところを教えて下さいm(>_<)m

  • 追記:ファインダー越しの倍率で考えるとファインダー視野率やファインダー倍率も関係してきますね。

-追記:その後の考察をまとめました>http://www.ts-pw.com/column-20080127.html

*1:50mmの画角がほぼ肉眼の通常視野に匹敵するからと聞いた気がするけど

*2:APS-C相当のイメージセンサーの35mmフルサイズ画角換算値

しばらく好天は望めそうもありません。つくづく昨夜の月が惜しまれます。
そういえば、ハシブトガラスハシボソガラスってケンカするんですかね。
今朝は両者の距離が数メートル。路上に散ったゴミを挟んでガンを飛ばしあっていました。