ニホンカナヘビ

【爬虫綱有鱗目カナヘビ科】
 夜勤あけの寝ぼけ眼で覗いたベランダでカナヘビが日向ぼっこしていた。
そういえば何年か前、我が猫額庭にはジュラ君とシックちゃんと名付けた大小2匹(トカゲの単位が分からん)が棲み着いていた。眼前の個体は彼らの末裔かも知れないなぁ。
 ところでお隣の東京都と千葉県では準絶滅危惧種に指定されているそうだ。我が家周辺では珍しくもないので、そんなに減っているとは気付かなかった。
 そういえば巷ではトカゲとカナヘビが一緒くたに混同されることが多いようだ。ニホンカナヘビの特徴はかさかさした鱗と長〜い尾。ニホントカゲにはメタリックな輝きがあり、カナヘビに比べると尾が短い。種名の印象と逆だけど、マットがカナヘビでメタリックなのがトカゲと覚えておけば間違いなさそうだ。

 先日のウシガエルで卒倒する人がいなかったのをよいことにドドンと貼ってしまったが、2008年撮影のかなり熟成してしまった蔵出し画像。ネタ切れで画像データを漁ってみると、以前は花や昆虫をそこそこ撮っていたのに、最近は野鳥と夜空にばかり目を向けていることに気付かされた。梅雨が近づき緑が繁茂し野鳥観察が難しくなる時季でもあることだ。草木や小さな生きもの達にも目を向けよう。
撮影データ :Canon EOS 5D + SIGMA MACRO 50mm F2.8EX / 2008年5月 横浜市