ジョウビタキのテリトリー防衛行動は、浸入してきたライバルだけでなく自動車のサイドミラーやカーブミラーに映る自分の姿にさえ及びます。そしてテリトリーを見渡せる枝や電線などから例の「ヒンヒンヒンカッカッカッ」という遠くまでは聞こえそうもない脱力系の不思議な縄張り宣言ソングを歌います。あれじゃあとてもじゃないけど越境してくるライバルへの抑止力にはならないでしょうね。
そんなジョウビタキですが、テリトリーが小さな猛禽モズと被ることもしばしば。時にかなり激しくチャージされています。それでも尚喧嘩では敵わぬまでも固執し居続けるところがジョウビタキの気の強さなのでしょう。