2006-05-30 保護から駆除へ 野鳥雑記 先日訪れた相模川ではカワウの駆除が行われているそうです。つい最近までは水質悪化による激減が心配されていたのに、増え始めた途端に厄介者ですからカワウもたまったものではありません。 カワウが厄介者とされているのは大きく分けて二つの理由によります。 放流アユなどの食害による漁業への被害*1 塒(ねぐら)・営巣地の糞による樹木枯死 何れにせよ彼らの生息環境をねじ曲げてきたのは我々人間なわけです。 彼らの受難が終わり、安定共存の方法が見つかることを切に願います。 毎日新聞>http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/archive/news/2006/05/29/20060529ddm016040050000c.html *1:相模川の場合はアユの食害に加え、それに伴うコアジサシへの影響も指摘されている