尉鶲(ジョウビタキ)♂

二重の意味で幸運でした。まずレンズの限界(最短焦点距離3.5m)まで近づかせてくれたこと。そして聞き慣れた地鳴きではなくさえずりの練習らしい「歌」を聞かせてもらえたこと。どうやらこの練習段階を「ぐぜり」というらしいのですが、か細いけれど変化に富んだ節回しでした。

「カッカッ」と「ヒィッヒィッ」の聞き慣れた地鳴きですが、昔の人にはこの声が火打ち石を叩く音に聞こえたのだそうです。
それがヒタキ(鶲)の語源となったという説があるのだそうですが、よく似た地鳴きのルリビタキにも当てはめることが出来そうです。
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