EF35mmF2のレンズフード

EF35mmF2に添付されているフードEW-65IIは勿論フルサイズで四隅にケラレが生じない前提です。
となると画角の狭いAPS-CサイズのイメージセンサのEOSデジタルだとフードとしては不十分。
そこで取付径が同じフードET-65III*1を流用すると、ケラレの発生しないほぼ2倍も深いサイズ(ただし少し口径も大きい)となります。
これだけ深さが違うとフードとしての遮光効果も相当高そうですね。というか、本当にケラレが発生しないのかテスト*2するまで半信半疑でした(^_^;)


かくしてフルサイズ機が買えるまではこの流用フードを使うことになりそうです。さてさて、いつになることやら。

おっとっと、この方法、一つ問題がありました。レンズをボディに取り付けた状態だとフード逆被せの収納が出来ません。
コンパクトなレンズに被せるにはフードが深すぎて、ボディに当たってしまうためです。


キヤノン以外のAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載したデジタル一眼レフでも、フルサイズ仕様のフードでは遮光効果を発揮できていない事情は同じです。各社のレンズやフードのラインナップを調べれば、上記例のような使えるフードが存在する可能性があるかもしれません。

*1:EF85mmF1.8USM・EF100mmF2USMなど用

*2:無限遠と最短で最小絞りF22まで絞って撮影テスト