鴲(シメ)♂

冬鳥シーズンに入りなかなかの頻度でシメには遭遇しているのですが、どういうわけかメスばかりとぼやいてました。
ところが昨日掲載のツグミを撮っている最中に視野の片隅に飛び込んできてくれたのがこのオス。これ幸いと「ダルマさんが転んだ作戦」で距離を詰め て今季のシメ♂初撮り成功。シメシメ(^^ゞ
メスに比べると色に深みがあるし、目やクチバシ周辺が黒いですね。表情は厳ついけどシックで美しい羽衣だなぁ。

それにしてもよく分からないのが初列風切の紺色の部分。なんだか縮れているように見えるのですがどういう畳み方をしているのでしょう。ひょっとしてこの部分が注連飾りの様に見えるのが名前の由来かとも思うのですが、さすがにちょっと考えすぎかな。

近そうに見えるけど、実は相当距離があります。デジタルカメラのテレ端の割にはシャープに撮れました。

  • 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース)
  • カメラ設定:f=23.7mm F5.1 1/13sec AWB ISO50 AV-0.67補正(合成焦点距離f=3648mm相当 F9.2)

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奄美・やんばる、国立公園に検討

環境省は、鹿児島県の奄美群島沖縄県のやんばる地域の2カ所の国立公園指定に向けて検討を始める。両地域に広がる照葉樹林を保護するのが狙い。ヤンバルクイナなど希少な野生生物の生息地としても知られており、将来、両地域を含む琉球諸島世界自然遺産に登録することも視野に入れて調査に乗り出す。新たな国立公園指定となれば、87年の釧路湿原以来。

http://www.asahi.com/national/update/0304/TKY200703040201.html

両地域共に希少生物の多いところです。野鳥だけ例にとっても奄美ルリカケスオオトラツグミ、やんばるは言わずと知れたヤンバルクイナ、そしてノグチゲラが上げられます。乱開発に歯止めをかけるためにも早急に進めていただきたいな。