尾長(オナガ)

梢の上で鳴く姿はサイレントの世界でこそ絵になりますが、ギューイギューイやゲェーゲェーといった悪声を聞いてしまうといささか萎えます。ことオナガに関する限り「天は二物を与えず」という格言は的確と言うほかありません。
であるにしてもこの鳥に出会うたびに嬉しくなるのは、悪声をさっ引いてもあまりあるシックで絶妙な配色ゆえでしょうか。ひょっとすると分布が限られ西日本では見られないという東日本在住小市民をくすぐる何かのなせるところかもしれません(^^ゞ

  • 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース)
  • カメラ設定:f=23.7mm F5.1 1/160sec AWB ISO50 AV-0.67補正(合成焦点距離f=3648mm相当 F9.2)

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デジスコ撮影10,000枚

デジスコで使用しているコンパクトデジタルカメラCASIO EX-Z850。気がつけばカウンターが繰り越しリセットされてファイル番号IMG_0238。スコープとセットで入手したのが昨年の6月下旬なので7ヶ月半での大台です。
デジタル一眼レフ一本槍だった頃は軽く倍のペースだったけど、この差は一枚目を撮るまでのプロセスの煩雑さや焦れったいほど遅い連写性能をそのまま反映しているのでしょう。
いつの間にかスコープ本体にも無数の小傷が付き、この間の酷使を物語っています。