津軽三味線
以前にも書いたけれど、パコ・デ・ルシアが拓いたスパニッシュギターの世界が好きだ。
そのスパニッシュギターの系譜に連なる沖仁もヒゲボウズ的再生履歴の上位常連。
パコの影響を受けたギタリストは大概そうなのだが、彼も異ジャンルとの共演に積極的。
そんな繋がりから聴くようになったのが津軽三味線の上妻宏光。
- アーティスト: 宮沢和史,スティング,モンゴ・サンタマリア,上妻宏光,伊賀拓郎,植松伸夫,Yu Manabe Strings,はたけやま裕,小松亮太,成田勤,木村将之,東儀秀樹,沖仁,雅-MIYAVI-,古澤巌,塩谷哲
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2012/10/24
- メディア: CD
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なかでもFragileは出色。この曲だけで我がiTunesには本家Stingをはじめ10曲ほど入っているのだが、個人的にはダントツの名演だと思う。
そして
- アーティスト: 上妻宏光
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2018/11/07
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いや、驚いた。
「津軽三味線が・・・」とか「和楽器による・・・」といった前置きは不要だな。
津軽三味線の奏でる世界は音色・奏法ともにジャズっぽくそしてロック、という思いは懐かしき渋谷ジァン・ジァンで故高橋竹山を聴いて以来の変わらぬ印象。いや、ここに至ってジャンルを論うのはナンセンス。ただただ聴き入るばかり。