鳰(カイツブリ)

カイツブリカイツブリ科】
 鈍足低気圧のもたらした大雨で巣が流れたのではないかと心配していたのだが、4/28に最初の一個を確認した卵は5個を数えていた。豪雨をしのぐどころかその間も産卵していたのか。逞しいなぁ。浮巣も大きくなっているし、今のところは順調と言えそう。卵はいずれも赤味を帯びていた。産卵直後のカイツブリの卵は白いので、少なくとも今朝産んだ卵はなかったようだ。おそらくこれで打ち止めなのだろう。
(↓何とか被写体ぶれしていない静止画像が撮れていたので追加貼り付け。)

 低くたれ込めた雲に初夏の陽光を遮られ、ロートルデジスコでは暗過ぎてシャッター速度がろくに稼げない。生きもの相手に1/10秒では被写体ブレを避けられないので、動画モードに切り替えて撮影してみた。
 交代の時、カイツブリの重みで揺れる状態を見ると「浮巣」と呼ばれる理由が分かるような気がする。まぁ「半没巣」と称した方がより正確な気もするが・・・・

 冒頭からいきなり聞こえるのが特定外来生物に指定されているガビチョウのさえずり。ヒヨドリやカエルたちの鳴き声も加わりなんだかジャングルのような背景音となってしまった。1分04秒頃、カイツブリの鳴き声も聞こえてくる。
(5/3深夜、動画差替。初版ではカットしていたダイブシーンから始まるよう動画を再編集。)

撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) / CASIO EX-Z850 / 2012年05月 横浜市青葉区
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