参院補欠選挙で考えた

 補選とはいえ国政選挙だもの、何をおいても投票に行ってきましたとも。それにしても腹の立つ選挙。

 そもそも補選の行われる理由は、県選出の民主党参議院議員衆議院選挙に出馬するため辞任したことによる。つまり前任者は理由の如何にかかわらず任期満了を待つことなく職場放棄したわけだ。投じられた票の支持を裏切り余計な出費を強いる、ずいぶん有権(納税)者をなめた話ではなかろうか。血税でまかなわれる選挙の結果を公然とひっくり返すような行為は詐欺にも等しいと思う。一旦選挙で選ばれた以上は、任期が切れるまでの間は鞍替え出馬の制限を課すべきだとしみじみ思う秋の日だった。