瑠璃鶲(ルリビタキ)♂

野鳥撮影となると途端に執念深くなる自分に呆れつつ、今朝もルリビタキ谷戸に出かけてきました。本当の目的は同じ谷戸にある荒れ果てた休耕田で確認したミソサザイをカメラに納めることだったのですが、やっと出てきても動きが速くなかなか思うに任せられません。結局撮らせてくれたのはもはや顔なじみになりつつあるオスのルリビタキ
オスの証である青い羽衣になるまで3年かかると言われていますが、この個体はまだ不完全なようで目の後や上背の辺りに緑褐色が残り翼の風切外縁も褐色のままです。本種に限らず小さな野鳥が3年以上生き延びるのは並大抵のことではないと思いますが、繁殖シーズンを過ごす亜高山帯に戻る初夏頃には完全なオスの装いとなるのでしょう。

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