白黒印画紙の終焉

写真を始めた頃、学校の部室、つまり暗室でのモノクロ現像や引き伸ばしは楽しかったなぁ。暗室の赤電球の下、現像液に沈めた印画紙にだんだん絵が浮かんでくる時の高揚感は忘れようもありません。フィルム現像液はコダックD-76を多用したけれど、印画紙は黒の締まりが良い冷色系の三菱月光*1が一番のお気に入りでした。後年、バライタ紙からRCペーパーの時代に変わってからはイルフォードを常用するようになったけれど、私の原点は間違いなくネオパンSSと月光3号だったと思います。
とにかくお世話になりました。

そうそう、フィルムもネオパンSSやトライXの100フィート缶を買って、現像所からもらってきたネガカラーフィルムの空パトローネに巻いて使っていたっけ。

*1:B29キラーの夜間戦闘機「月光」も三菱じゃなかったっけ? ・・・・と思ったら中島飛行機でした