紅猿子(ベニマシコ)♂

東京近郊の公園ではこの鳥の情報が入るとバードウォッチャーやカメラマンがどっと押し寄せるようですが、その手の情報に疎い私は相も変わらず偶然の遭遇に身をゆだねています*1
先日の軽井沢野鳥の森ではオスに比べるとグッと地味なメスを見たように思うのですが、一瞬だったので確信に至りませんでした。オスと遭遇したのも今のところこれを撮影した昨年暮れの一回だけです。
実物は写真よりもピンクが鮮やかな印象。真冬の斜光の中でのロングショット。もちろん大幅トリミングです。

さて、和名の由来。ベニ(紅)はもちろん羽の色に由来しますが、マシコ(猿子)は文字通り猿のこと。
古人はこの鳥の顔を猿に見立てたのだそうです。考えてみたらニホンザルの顔って赤いですものね。*2
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*1:というか苦手。集団撮影会を避けているといった方が正しいかも

*2:お尻も真っ赤だし。たしかニホンザルの学名はマッカッカとかなんとかだったと思う