小啄木鳥(コゲラ)

昨年4月、自宅から歩いていける裏山の尾根で完成直前のコゲラの巣を見つけました。仕事のある身なのでとびとびですが、巣立ち直前まで観察することが出来ました。

巣穴の入り口はご覧の通りみごとな加工です。木屑を一々運び出していたようで、巣穴直下には一切痕跡になるようなものは落ちていませんでした。アオダイショウなどの外敵に悟られない為の工夫なんでしょうね。

巣立ち間近の巣穴にあふれんばかりの獲物をくわえて親鳥が帰ってきたところ。ヒナたちの旺盛な食欲が想像出来ます。Exifの日付は去年の今日、5月8日。ところがこの翌日に見に行ったら既にもぬけの殻。どうやらこの撮影直後に巣立ったというオチの付かない不運な観察記録で終わってしまいました。残念!
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