バードウォッチングの専門誌BIRDER誌において、好きになれない鳥堂々３位だったのがこのヒヨドリ。繁殖期は昆虫、秋冬は木の実や花の蜜を好むようですが、農作物に被害を与えることもあるようで果樹園などでは嫌われ者です。だけど嫌われやすい最大の理由は「五月蠅いこと」に尽きるのではないでしょうか。ヒヨドリというその名前も「ピーヨ」というけたたましい鳴き声に由来するそうなので、昔の人もさぞかし閉口したことでしょうね。
ところでこのヒヨドリ、四季を通じてお目にかかる鳥なのに春秋は集団で渡りを行ったりもします。どうやら一カ所に定着するグループと渡りを行うグループがあるようで、今のところそれ以上の詳細は分からないのだそうです。またヒヨドリは日本とその周辺国にのみ生息しているのだそうで、欧米系らしき外国人バードウォッチャーが連写しまくっていたのが印象的でした。
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