真鶸(マヒワ)

このところ地味な鳥が続いたので、今日は色味のハッキリしたマヒワです。南関東からはそろそろ姿を消してしまった冬鳥ですが、場所によっては5月中旬まで留まるようです。鮮やかな黄色と黒ですからある意味では道路公団なんですが遠目には案外目立たない鳥です。とはいってもオスほどではないにせよメスまでもが道路公団。黄色と黒って目立つが故の警戒色ですよね。オスだけなら理由も判るのですが一族丸ごと目立っても補食動物に有利なだけな気がします。どういう理由なんでしょうね?

右上がメス、↑がオス。オスの方がはっきりした黄色。アトリ科の仲間に共通し、縁のある人は何度でも逢えるのに、縁が薄いとなかなか見ることが出来ない鳥のようです*1。ほかのアトリ科がそうであるように本来は数十羽で群れを成すそうですが、残念ながらせいぜい5〜6羽の群れしか見たことがありません。いつか大群を見てみたいなぁ。
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*1:カワラヒワだけは例外かも