樹上で春の日差しを浴びているのは成虫越冬したテングチョウ。
6〜7月に羽化してからは真夏は夏眠、晩秋からは冬眠と、人生じゃなくて蝶生の過半を寝て過ごすのだそうです。
- EOS 20D EF70-300mmF4-5.6IS USM ISO200 1/1250sec F5.6(トリミング30%)
ハクチョウなど水鳥の北帰行がニュースネタになる季節ですが、渡りをするカモの仲間で遅くまで居残るのはコガモたち。ゴールデンウィーク頃までは見かけることがあります。北海道や本州の山上湖で繁殖するコガモもいるほどなので、他のカモ類に比べると渡りの距離が比較的短いのかも知れません。
冬鳥のしんがりを勤めるコガモが去ってしまうと水辺に残るカモはカルガモのみ。まばゆい新緑の季節なのに急に寂しくなる気がします。