柄長(エナガ)

どのアングルから見ても可愛い森の妖精。なんとなく武士顔で凛々しいんだけどコミカル。鳥山明の3等身劇画タッチだと思うのですが如何でしょう。全長は14cmですが、そのうち尾が8cmを占めるので実際にはとても小柄です。

逆さにぶら下がったりホバリングしたり、動作も俊敏でなかなかの軽業師でもあります。

冬の間はシジュウカラヤマガラなどと混群を成し*1森の中を移動しますが、春先からはペアとなって巣作りに励みます。自慢の長い尾が曲がっているエナガを見つけたらまだ抱卵中と考えて間違いないでしょう。でもそろそろ今頃はベビーラッシュかな。若い個体が育雛の手伝いをするヘルパー行動でも知られる鳥ですから、両親だけでなくヘルパーも一緒になってせっせと餌を運んでいる姿が見られるかもしれません。
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*1:遭遇した中で一番種類が多かった混群はシジュウカラヤマガラエナガコガラメジロコゲラの6種混成群

公園脇住宅のTVアンテナに止まって鳴いていた鳥が分からない。いろいろ試聴中
で、さんざん試聴したあげく一番近いのがエゾビタキ。とりヲタの神様、この時期エゾビタキの通過はあり得るのでしょうか?

  • 目:ツバメ・ヒヨドリ・ハクセキレイ・シジュウカラ・ムクドリ・メジロ・オナガ・不明シルエット
  • 耳:キジ・コジュケイ・不明シルエットのさえずり