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重たい雪

オシドリ(鴛鴦)冬景 水気の多い重たい雪がオシドリたちに降り注ぐ。 見るからに寒々とした光景だけど、オシドリたちはいつものペース。 野生の逞しさと言ってしまえばそれまでだけど、最近は北海道で繁殖し冬も留まるケースがあるのだとか。この辺りの冬などオシドリにとっては大したことはないのだろう。 スタッドレスタイヤ欲しいけど 早めに仕事を切り上げて帰路に就いたのが16時を過ぎたころ。その時点ですでに国道246などは大渋滞。早々に幹線道路をあきらめ、比較的交通量があってアップダウンが最…

午前は冷たい雨の日曜日

オシドリ(鴛鴦) サブタイトルの漢字表記では鴛鴦だけど、鴛がオスで鴦がメスだそうな。ということで今回は2枚とも鴛となる。因みにどちらも単独ではオシドリと読むが、鴛はエン、鴦はオウとの音読みがある。 観察していると意外なほど個体差が見受けられて面白い。このクチバシを開いた個体は三列風切の飾り羽(銀杏羽)が小さく、その為か頭でっかちに見えて可愛さが強調されていた。 このオスは観察中かなりの時間を水浴に費やしていた。まだパートナーがいないようだったので、必至に身繕いしているのかも。…

紅葉を泳ぐ

オシドリ(鴛鴦)♂ いつもの地元雨水調整池だが、生い茂る草木に視界を阻まれて撮影アングルが限られてしまう。僅かな水面域に背後の赤黄に萌える小山が映り込んでいたので、オシドリがフレームに収まるタイミングをひたすら待って撮影してみた。 映り込んだ紅葉はさして鮮やかとは言い難いのだが、夕刻の赤い日差しが良い効果をもたらしてくれたようだ。待った甲斐があったと言うことだろう。 オスの割合が多いのは例年通りなのだが、今季は総じて個体数が少ないようだ。様々な要因があるのだろうけれど、来季以…

鴛鴦来たらば

オシドリ(鴛鴦) 地元の雨水調整池に今季もオシドリが飛来。うれしさを禁じ得ない。 気が付いたのは10日ほど前の夜明け前。目視で池面の数羽を確認するも、仕事に向かうところだったので撮影ならず。さらに数日経った先週日曜日、雨の合間に出向いてみたが池面には見当たらず。ブッシュの中を小一時間ほど探査してようやく見つけたのが下の一枚。 フレーム内に3羽潜んでいるのだがお分かりだろうか。肉眼はもちろん8Xの双眼鏡でも見つけられず、フィールドスコープ(32X)でブッシュ内を丹念に覗き込みよ…

男はつらいよ

鴛鴦(オシドリ) 以前も書いた通り、近所のオシドリ越冬池は圧倒的にオスが多い。それ故だろう、春が近づくにつれてオス同士のバトルがそこかしこで勃発することになる。 羽衣がど派手なだけに激しくも見えるのだが、案外簡単に決着がつくようだ。 まぁ同性のヒゲボウズとしては敗者の痛みに同情を禁じ得ないのですよ。

オシドリ今季も飛来

鴛鴦(オシドリ) 例年通りの地元雨水調整池。活動が活発な夜明け直後に50~60羽をカウントしたが、池畔のブッシュとの出入りが激しいので正確なところは判らない。ただ圧倒的にオスが多いことは確か。 オスの喧嘩や雌雄入り乱れての小競り合いが頻発していて,ペアリングに至ったケースは稀のよう。換羽未成の個体もチラホラ見かけるので、お見合いシーズンはまだまだこれからなのだろう。唯一見かけたペアも周囲をあぶれたオスたちに囲まれていた。 換羽中で飾羽も未成の若オス。あどけなさを残す姿にはメス…

オシドリ夫婦の秘密

鴛鴦(オシドリ) オシドリ夫婦の営みなどと書けば、なにやら背徳の気配が漂いかねない。とは言え比喩でないのは写真が語る通り。 オシドリの相手は必ずしも毎年同じではないなどという無粋な現実はともかく、この行動が目立ってくると繁殖地への旅も間もなくだろう。そしてまた来季、若いオシドリたちを引き連れての越冬を期待させてもくれる。 今季はシーズン中に池の保全工事が行われ、留まったオシドリは工事前の半数に満たなかった。むしろ警戒心の強い彼らが二十数羽とは言えよくぞ残ったものだ。その執着が…

謹賀新年

…ないかも知れない。 鴛鴦(オシドリ) 鳥見始めはここ数年の慣例となったオシドリが越冬する雨水調整池。波紋に差す朝日が美しかった。撮っている時は気付かなかったけど、真っ赤な実が浮いていた。 オシドリ♂朝日差す 浚渫工事が始まった影響か個体数がかなり減ったようだ。オシドリの越冬滞在は10月末から3月なので、行政は工事時期に配慮してほしいと思う。とはいえ池浚いは冬場が望ましいことも理解できるので、安易なお役所仕事ではなく誰ぞの苦渋の選択があったと信じたい。 さて、ウイズコロナとして…

オシドリの帰還

オシドリ(鴛鴦)♂ 【カモ目カモ科】 近所の雨水調整池に今年もオシドリが帰ってきていた。初めて越冬を確認した2014年の冬から8年目となり、すっかり越冬地として定着した感がある。 最初の数年は地元の少数ギャラリーだけだったのだが、いつの間にか知れ渡ってしまったようでずいぶん遠くから見に来るバードウォッチャーもおられるそうな。SNS恐るべし。

スコープで捉えた姿にウットリ

オシドリ(鴛鴦)♂ 【カモ目カモ科】 自宅近所の調整池に今冬もオシドリが来たのは既報の通り。4日前の夜明け前に目視したところ水面に30羽ほどを確認した。期待を胸に早朝から繰り出したのだが、あに図らんやオシドリの気配がない。デジスコからカメラを外し、本来の用途フィールドスコープとしてブッシュの中をくまなく捜索し、ようやく見つけ出したのがオス8羽にメス2羽。なんで減ったのかなぁ。 ブッシュの中からなんとか全身を捉えた唯一のカット。後は全て体の一部しか見えていない。越冬池に慣れるま…

WHO ARE YOU?

オシドリ(鴛鴦) 交雑? ♂エクリプス 【カモ目カモ科】 山階鳥類研究所よりオシドリ♂のエクリプスとご教示いただきました。交雑云々は不肖ヒゲボウズの勇み足だったので訂正させていただきます。図鑑で見るエクリプスは総じてメスに似ているので、繁殖羽からエクリプスへの過渡期と考えるのが正しいようです。ただ、怪我の様子もないことからなぜこの時季に平地の水田にいたのかという疑問は残りました。(7/11) 小雨降るいつもの田んぼ。双眼鏡の視界に捉えたと同時に頭の中は「Who are you…

雪こそ春の先駆けか

オシドリ(鴛鴦)♂♀ 【カモ目カモ科】ちらつく程度だった雪の勢いが増したのは、午後の4時にもなろうかという時間帯。 三脚をセットし粘っていると、一部のペアが交尾をはじめた。 交尾から産卵までどれほど時間を要するのか分からないが、交尾の時期としてはいささか早すぎるようにも思える。ひょっとして疑似行動でもあるのだろうか。とは言えこの池周辺で繁殖するとは考えにくいので、旅立ちが近いのかも知れない。 こんな天候でもオシドリを見に来る人が次々と現れる。近隣都県では準絶滅危惧~絶滅危惧I…

我が心中の鬼払う

オシドリ(鴛鴦)♂♀ 【カモ目カモ科】柳眉の月の余勢を駆って、オシドリの池へ。 いやはや驚いた。ブッシュに潜む個体は見落としているだろうから推して知るべだが、数えた限りで77羽。5年前に同所でオシドリの越冬を初認したときは5羽ほどだったので、うれしい限りではある。 だがギャラリーが増えたことで路駐や吸い殻など新たな心配も。 ↑見ていられないほどの睦まじさ。 だけれども、オシドリの夫婦は不変ではないそうだ。オスの繁殖羽がど派手なのはシーズンごとにメスの気を惹くためのはず。生涯連…

Hatenaブログで再開します

…ように。 オシドリ(鴛鴦)♂♀&幼羽 【カモ目カモ科】 マンション内の高台を降りたその脚で、近所の雨水調整池に向かう。 今冬もオシドリが飛来しています。ここ5年ほどは越冬地として定着したようで、個体数もなかなかのもの。 ちょっとほほえましいシーンですが、手前の個体ははたしてメスなのだろうか?小ぶりだし嘴基部が黄色いし。 雌雄判定が難しい未成熟個体かもしれません。 オシドリ(鴛鴦) の過去記事を読む さて、一年ぶりの更新。 「はてなダイヤリー」が終わるそうで、大慌てでHaten…

鴛鴦(オシドリ)♂♀

【カモ目カモ科】 近所の雨水調整池ではオシドリが3シーズン目の越冬中。 日中はブッシュの中から出てこず、見つけるのは容易ではない。 おそらく居るとの確信がなければ一羽も見つけられないかもしれない。 粘ったあげくオス9羽、メス3羽までカウントできた。越冬も三度となれば越冬地として定着したと考えて良さそうだが、採餌場所など不明なことも多い。 願わくば、ひっそりゆったり、長〜く過ごしてほしいものだ。>>>既掲載の オシドリ エントリーを表示>>>

鴛鴦(オシドリ)♂♀

【カモ目カモ科】 我が家から徒歩数分の雨水調整池では、昨冬以来2シーズン続けてオシドリの群れが越冬地している。 相変わらず警戒心が強く、池周囲をざっと眺めた程度では派手なオスさえ見当たらない。 根気よくブッシュの中を双眼鏡で精査して、ようやく数羽を見つけることが出来るかどうか。 左のメスなど地味な羽衣が見事なカモフラージュ効果を発揮しているので、 ブッシュの隙間から見えた白い目尻が唯一の手がかりだったほど。 双眼鏡で見つけたまでは良いけれど、一度目を離すとあっさり見失ってしま…

鴛鴦(オシドリ)♂♀

【カモ目カモ科】 昨年11月に見つけた地元雨水調整池のオシドリ、増減はあったけれど未だに居着いている。 相変わらず警戒心が強くなかなかブッシュから出てこないけれど、冬枯れていたブッシュも随分春めいてきた。 ざっと観察したところでは二組のペアと数羽のオスがいるようだ。 観察を続けていると、ブッシュの中の内輪もめから押し出されるようにペアが姿を現した。 オスの派手な装いは有名だが、メスの可憐さはどうだろう。 眼の周りの白い筋模様など、憂愁さえ感じてしまう。 オシドリは山地の渓流沿…

鴛鴦(オシドリ)♂

【カモ目カモ科】 昨年11月に地元調整池で見かけて以来、1〜2羽のオスがいたりいなかったりしていたようだ。 ほとんど諦めていたのだが、昨日のNaturalさんのコメントで集団が出現したことを知った。 日差しが差し込む前の午前7時に出かけたところ、水面が結氷し影さえも見えない。 周囲の藪の中を双眼鏡で舐めまわすように探したが、2時間ほど粘ったあげく退散。 午後3時に再訪したところ、氷は溶けていたものの水面にオシドリの影は無し。 諦めきれずに藪を観察し、オス5羽とメス1羽を発見。…

鴛鴦(オシドリ)♂

…ヨシガモが現れたこともあった。 たまたま迷いこんだのだろうが、バードウォッチャーとしては嬉しい誤算ではある。 気になるのはオシドリ(オス)の特徴ともいえる銀杏状の三列風切(腰の橙色羽)が立っていないこと。 気を惹くべきメスがいないせいだろうかとは、不精髭の撮り手ゆえの想像だけど。 そうそう、鴛鴦はエンオウとも読むけれど、鴛はオスのオドリ、鴦はメスのシドリを指す漢字であるそうな。 書けと言われても明日はもう無理だと思うけど・・・・>>>既掲載の オシドリ エントリーを表示>>>

鴛鴦(オシドリ)♂

例えばハクチョウのように水鳥の多くは水面を助走して飛び立つイメージだけど、水面採食するカモの仲間は助走なしで離水出来ます。中でもオシドリの離水はほとんど垂直。カモの仲間には珍しく樹上(樹洞)で営巣する彼らには必須の能力なんだろうと推察します。まさに水陸両用のVTOL。 そうそう、コガモもかなりの急角度で離水するところを見たことがあります。小型であることも重要なファクターなんでしょう。

鴛鴦(オシドリ)♂♀

和名はオスを表す「鴛」(オドリ)とメスの「鴦」(シドリ)からなり、ふたつ合わせてオシドリというわけです。*1 運良く遠出をしなくても済む池に小群が居着いてくれたので足繁く通っていますが、ここではオドリ(オス)が3羽にシドリ(メス)が2羽の不均衡。観察しているとメスの傍を通るオスが背伸びをしたり膨らんでみたり、なんだか目立とうとしているような素振りを見せます。既にド派手な羽衣そのものが目立ってナンボだと思うのですが、ライバルが一律同じコスチュームとあっては簡単には済みません。勝…

鴛鴦(オシドリ)

前回11月初旬には雌雄が別々のグループを作っていましたが、今回は既に成立したペアも見受けられました。 冬の間は開けた水域でもその姿を見かけますが、春の終わりには渓流沿いの森に移動します。 その容姿だけでなく繁殖場所もカモとして異端。天然の樹洞を使って産卵するのだそうです。 EOS 20D EF400mmF5.6L USM + Teleplus300(1.4x) ISO200 1/640sec F5.6 (合成値:f=560mm F8) 撮影データ:CASIO EX-Z850 …

鴛鴦(オシドリ)♂♀

相模原市にある横浜市水道局相模原沈澱池は神奈川エリアでは有数のカモ類スポット。ちょっと早いかなと思いつつも鉄柵越しに覗いてみると、ウンザリするほどのカワウに混じり、早くも換羽を終えたオシドリを確認することが出来ました。 ↑ オスの羽衣。いったいどういう意匠なんでしょう。メスの気を惹くにせよ何もここまでって気もします。 ↓ ご多分に漏れずオスに比べるとシックな装いのメス。とはいえ目を囲み後方に伸びる白線は十分個性的。 ざっと観察した限り、オシドリ自体は緩やかな群れを成しており、…

鴛鴦(オシドリ)

冬鳥と紅葉を見たくて丹沢の宮ヶ瀬まで遠征したものの、鹿と猪猟のハンターが入っていて野鳥の出がさっぱり。おまけに迷彩のパーカーを着ていたら「誤射の恐れがあるぞ」と脅される注意される始末。*1 気を取り直してビジターセンターで聞いたオシドリを見に行ってきました。 ざっと数えて30羽というところでしょうか、 仲良く漂っているかと思いきや、イメージとは異なりオスは喧嘩ばかりしています。 相当距離があるので思いっきりトリミングしています。いやはや派手なカモですね。 神奈川県立宮ヶ瀬ビジ…