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インスタ映えは免罪符!?

ノビタキ♂(野鶲) 【スズメ目ヒタキ科】 2回続けてのノビタキ、今回登場のオスをバードウォッチャーは「のび太」などと親しみを込めて呼んでいる。 頭部や目の周辺が黒い鳥は撮り手泣かせだ。よほど光線状態に恵まれないと目が判らなくなってしまう。オナガやシジュウカラほどではないにせよノビタキのオスも例外ではない。人間だってサングラスで目を隠してしまうと表情が読み取れないが、鳥にも同じことが言えそうだ。 ノビタキは雌雄それぞれが夏と冬で衣替えをするのだが、秋の渡りシーズンの彼らは衣替え…

夏鳥たちのエクソダス

ノビタキ♀(野鶲) 【スズメ目ヒタキ科】 9月から10月は山や高原で繁殖を終えた夏鳥たちにとって渡りの季節。ツバメは特定の場所に集結して集団で旅立つが、小型のヒタキなどは三々五々といった様子で去って行く。ほとんどは東南アジア方面への渡りだが、その初期の過程では平野部を抜けていくこととなる。 平野部に住まうバードウォッチャーは俄然色めき立つことになるし、不肖ヒゲボウズもその例外ではいられない。とは言え悲しいかな貧乏暇無しを絵に描いたような日常。たまの休日が所用や悪天候で潰れると…

野鶲(ノビタキ)♂冬羽

【スズメ目ヒタキ科】 夏の繁殖期を高原で過ごし、平地には春と秋の通過時に姿を見せる。 夏羽(繁殖羽)は全く異なる装いとなるので春の姿を見たいと思っているのだが、地元で見かけたという話はほとんど聞かない。 よほど旅を急いでいるのだろう。 秋はというと、河川敷や収穫が終わり藁干し中の田んぼなどに数日から一週間ほどは留まってくれる。 春は駆け足、秋はのんびり。 そんな様子から、南への旅に気がのらないように思えてならない。 余談だが、ノビタキのオスにバードウォッチャーが用いる通称は「…

野鶲(ノビタキ)♀冬羽

【スズメ目ヒタキ科】 晩春と秋のこの時期限定で平野部に現れるノビタキに逢いたくて川沿いを探してみた。 モズやホオジロには遊んでもらえたけど、目当てのノビタキには振られたかなぁ、と思いはじめたところで天日干しの稲藁に登場してくれた。 秋の田園やススキ野原がしみじみ似合う鳥だなぁ。 冬羽と夏羽が極端に違うのはカモの旦那衆の専売特許なのだが、ノビタキのオスもまさかと思うほどの変身ぶりを見せてくれる。本日トレトレのノビタキはお嬢様なので殿方ほどの変身ではないけれど、夏冬を別の装いで過…