百舌 の検索結果:

百舌(モズ)♂

遠目から地面で餌を探す鳥のシルエットを見つけ、ツグミかシロハラかと双眼鏡で確認したらモズでした。 モズの採食は枝や杭の上から餌を見つけては舞い降り、捕獲すると枝に戻って食すスタイルと思い込んでいたのですが、ツグミのように地面を移動しながら餌を探すこともあるのですね。 虫を見つけて呑み込むまで2秒足らず。早業ですね。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) カメラ設定:f=23.7mm F5.1 1/30…

百舌(モズ)♂

ウグイスの地鳴きに似て、それでいて冬枯れの畑から聞こえる聞き慣れない鳴き声。*1音を辿った先ではモズのオスが鳴いています。 ほかの野鳥たちに先駆けてどうやら恋の季節が巡ってきたようです。あの手この手で自分の縄張りにメスを呼ぶ。鳴き真似もその手段という説があるそうです。 寄り添うペアを見かけるのもそう遠いことでは無さそうですね。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) カメラ設定:f=14.2mm F4 …

百舌(モズ)♂

哀れな犠牲者は何でしょう。ケラのようにも見えますが確信が持てません。 どうやらハヤニエ*1制作中だったようで、枝の小さな突起に幾度も押しつけていました。 結局うまくいかずに獲物ごと飛び去ってしまいましたが、この枝振りでは無理でしょう。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) カメラ設定:f=19.7mm F4.8 1/60ec AWB ISO50 AV-0.67補正(合成焦点距離f=3032mm相当 F…

百舌(モズ)♂

地元農家の方によれば、ここ十年ほどでモズはずいぶんとその数を減らしているそうです。 彼らの好む開けた疎林や農耕地が減っているのだから、それは当然の帰結。 モズに代表される里山の動植物が急速に減っていくことに多くの人々が痛痒を覚えない限り、開発という名の破壊は留まることなく続いていくのでしょう。 意図的に逆光で撮ってみました。デジスコだと厳しい条件ですが、そこはレタッチワークでカバー。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-14WE…

百舌(モズ)♂

オスのモズが草むらでバッタらしき昆虫を捕らえ、近くの枝に飛び移った直後を撮ることが出来ました。 残念ながらバッタの種類までは特定できませんでしたが、冬のこの時期にまだバッタがいることに驚いてしまいました。 それにしてもバッタの表情が「助けてー、嘘だと言ってくれー!」とでも言いたげに見えるのは擬人化しすぎですね(^^ゞ 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) カメラ設定:f=19.7mm F4.8 1/3…

百舌(モズ)♀

モズの学名はLanius bucephalus。先頭のLaniusはモズ科の属名で「屠殺者」を意味するギリシャ語。これが英語なら往年のプロレスラーのリングネーム、ブッチャー(butcher)ですね。狩る対象は主に昆虫やトカゲなどですが、ときにはスズメやメジロさえもそのカギ型のクチバシの餌食になります。 今の時期、秋から冬にかけては獲物を鋭く尖った枝先や棘など刺す「はやにえ」の習性が見られます。この行為は必ずしも食料保存の目的とは限らないようで、往々にしてそのまま忘れ去られてし…

百舌(モズ)♀

黒い過眼線が無い分だけオスよりは優しげに見えてしまうメスのモズですが、どんなに可愛く見えようがクチバシの形状は猛禽そのもの。メジロやスズメなどは近づこうともしません。意外に平気でモズの側に留まるジョウビタキですが、実はかなりの緊張状態なんでしょうね。縄張り意識のなせる技でしょうか。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) カメラ設定:f=11.8mm F3.6 1/640sec AWB ISO50 AV…

赤百舌(アカモズ)♀ 《亜種:シマアカモズ》

手元のフィールド図鑑ではアカモズの別亜種で九州以南に渡ってくる夏鳥とありますが、資料によって冬鳥だったり漂鳥だったりと混乱があるようです。こと八重山諸島においては少なくとも8月に遭遇しているので冬鳥と言うことは無さそうですね。写真の個体は脇に波状紋が見られることからまだ成鳥になりきっていないのかもしれません。視界の開けた牧場や畑の杭などで周囲を監視するようなそぶりはモズそのものでした。 ところで、シマアカモズの「シマ」は「島」で良いのかなぁ。ちょっとあやふやです(^^ゞ 追記…

百舌(モズ)♂ 

地元の田園エリアを散策中、同行したカミさんが見つけました。 モズの視線を感じたそうですが、余程美味そうだったのかな。 実際にはすぐ近くにはメスもいたので、ペアリングの真っ最中だったようです。 子育て中のモズもいる時期なので、このペアはちょっと奥手かも。

百舌(モズ)♂

いささか色気のない背景ですが、かつて無いほどの近接撮影です。 何やら気配を感じて振り返ると民家の脇にあるコンクリート壁を背景にこちらを窺っていました。 周囲を見回すと10メートルほど離れたところにメスもいたので、ペアリング中のカップルだったようです。

百舌(モズ)♂

河口湖の湖畔で見かけたモズは、果敢にも縄張りに侵入したカラスを追っていました。 たじたじのカラスが退散すると得意満面のポーズでいつもの監視ポストへ。 小さな猛禽の異名に違わぬ貫禄です。

百舌(モズ)♀

宮ヶ瀬湖畔の公園では、狩猟解禁の影響直撃で殆ど野鳥の姿を拝むことが出来ませんでした。 そんな中で辛うじてファインダーに納める距離まで寄ってきてくれたのがモズとセグロセキレイ。 他の野鳥たちは余程の距離を置いてさえ逃げてしまう始末でした。 それにしても今シーズン出くわすモズはメスばかりです。 メス寄せのフェロモンを出しているつもりはないのですが(バク)

百舌(モズ)♀

サトウハチロー作詞の「小さい秋見つけた」でも「呼んでる口笛もずの声」と歌われています。この歌詞の通り、人の口笛のような鳴き声もモズのレパートリーにはあります。この時期、聞き覚えのない鳴き声の正体がモズだったとはよくある話です。

百舌(モズ)♀

こういう状況を「モズの高鳴き」というのでしょうか?樹上で「ケッケッケッケッケッ」と鳴いていました。遠からぬ林からも同じ声が聞こえていたので、縄張り合戦だったのかな。 それにしてもこの個体はあどけない感じがします。今年生まれの幼いメスかもしれません

百舌(モズ)♀

真夏の間は何処に行っていたのやら。秋になるといつの間にか帰ってきて縄張り争いを始めます。刈り取りの終わった田んぼでも縄張り合戦が勃発していました。

百舌(モズ)♀幼鳥

おそらく巣立ちして間もないメス。河川敷で虫捕りに勤しんでいました。 幼鳥とはいえそこは小さな猛禽、このモズの行くところ喧しいオオヨシキリも黙ってしまいます。

百舌・鵙(モズ)♀

冬の間は単独でテリトリーを守ってきたモズも、春先から夏にかけては繁殖シーズンを迎えます。アチコチでペアを見かけるようになるこの時期はテリトリーも曖昧なように思えるのですが実際はどうなんでしょうね?そして子育てが終わると再び孤独な暮らしに戻っていきます。秋が訪れ葉が落ち始める頃、木々の梢で縄張りを見守るモズの姿が寂しげです。 秋雨けぶる中、定位置の見張りポイントで縄張りを監視するメス。オスのようなハッキリした過眼線と翼の白斑がないこと等で容易に識別出来ます。オスの精悍な風貌に較…

百舌・鵙(モズ)♂

…ました。テリトリー内の尖った枝先や鉄条網などに獲物を突き刺す早贄(ハヤニエ)の習性も有名。ところでこのハヤニエ、保存食なのか縄張り誇示なのか、いったい何のための行為なんでしょうね? 漢字表記で一般的な「百舌」は、この鳥が他の野鳥の鳴き真似を得意とすることからつけられたようです。冬の間我が家周辺を縄張りにしている個体はコジュケイの「チョットコイ」や隣家のベランダで鳥籠飼育されているセキセイインコのさえずりを真似て鳴いていました。中には人間の赤ん坊を真似て鳴いた例もあるそうです。