小啄木鳥 の検索結果:

いつまで続く改元狂騒曲

コゲラ(小啄木鳥) 【キツツキ目キツツキ科】木々の中を彷徨えば、所々にキツツキの穿った穴がある。この辺りのキツツキはコゲラとアオゲラしかいないので、直径3~4cmならばコゲラだろう。古いのはシジュウカラなどが利用しているリフォーム物件だったりするのだが、新しい穴を見つけたなら繁殖準備にいそしむコゲラが近くにいるかも知れない。 そろそろ夏鳥通過が終わる。そしてレギュラーバードたちの繁殖が本格化する。 さてこのコゲラ、頭部の形状や赤斑が見られないことからおそらくメスだと思うのだが…

小啄木鳥(コゲラ)

【キツツキ目キツツキ科】 巣立ち直前のシジュウカラを襲った悲劇に愕然としつつ、里山を徘徊。 頭上の気配に見上げると、そこにはコゲラの巣穴。 だが巣穴直下では営巣に影響しかねないし、角度の制約が厳しく撮影はまず不可能。 ならばと巣穴の裏側から親鳥のアプローチコースを狙ってみると、背景右端の虫喰い葉の辺りで獲物を捕らえた。 コゲラにしてみれば巣穴直近の超省エネハンティングだった。 スズメほどでしかないコゲラの大きさからすると大した獲物だが、咥えて飛ぶ先の幹には巣穴がある。 ヒナに…

小啄木鳥(コゲラ)

【キツツキ目キツツキ科】 コゲラといえば先月末に掲載したばかりだが、旬な光景に出逢えたので懲りもせずアップロード。 連続した軽やかな打撃音を辿ってみれば、見ての通りの巣穴作り。 コゲラが選ぶのは立ち枯れや枯れかけなど、木質が柔らかい木に限られる。 せいぜいスズメ大の体躯ではアオゲラなど大型キツツキのようなわけにはいかないのだろう。 そうは言ってもキツツキの名に恥じぬ見事なくり抜き様ではあるが。 ことのついでに動画も撮映。 (出来ればフレーム下部のYoutubeロゴをクリックし…

小啄木鳥(コゲラ)

【キツツキ目キツツキ科】 花樹といえばメジロとヒヨドリが常連だし、盗蜜に花を毟るスズメや虫を追ってきたカラ類を見かけるのがせいぜい。 ところが、インセクトイーターだとばかり思い込んでいたコゲラがサクラの花にクチバシを入れている。 蜜に誘われた虫でも捕っているのかと思ってみたのだが、それにしては花から花へとメジロの如き振る舞い。 樹皮に潜む虫を捕まえるのに適した長い舌は花蜜をも舐めとるのだろうか。 初めて知った嗜好に少々驚かされたけど、思い返してみれば柿を啄むコゲラを見かけたこ…

小啄木鳥(コゲラ)

【キツツキ目キツツキ科】 最近撮影したコゲラを貼ろうと思いながら同種の過去画像を見ていたら、数年前に撮ったこの絵に引っかかった。 急遽差し替えての蔵出し画像だが、コゲラの可愛さに免じていただけたら幸いだ。 冬の間はシジュウカラやエナガ、メジロなどとの緩〜い異種混群に加わって林を移動している。 二月ともなるとまずエナガが抜け、メジロも花蜜に誘われ別行動の様子。 コゲラも晩春から初夏にかけて繁殖期となるのだが、来月頃からは朽ち木に巣穴を穿つ音が聞こえてくるだろう。 >>>既掲載の…

小啄木鳥(コゲラ)

【キツツキ目キツツキ科】 都内の公園で見かけもすれば亜高山帯に迫る山域でも普通に生息している。 ある程度の樹木があって、餌となる虫がいれば生きていけるといえばそれまでだが、 真夏の低地から冬の高原林までの幅広い温度域で活動できる適応力。 そして特定の食物に依存しない食性こそが反映の秘訣なのだろう。 鳥見にはまった当初、最も意外だったのがコゲラの存在。 これほど身近で愛らしいキツツキを見落とし知らずにいたのは何故なのかと。 鳥に限ったことではないけれど、ちょっとした興味の有る無…

小啄木鳥(コゲラ)♂

【キツツキ目キツツキ科】 10メートルほど先から見つけたコゲラに「達磨さんが転んだ」作戦で距離を詰める。 苔むした桜の幹で虫探しに夢中なコゲラは、カメラを持つ怪しい髭坊主など眼中にない様子。 この個体、はっきりしないが目の後方にオスの証である赤斑が見て取れる。 コゲラは全くの普通種で珍しくもないけれど、オスの識別ができたりすると小さな幸せに浸れる不思議な存在だ。 撮影データ :Canon EOS 7D + EF400mmF5.6L USM / 2014年06月 町田市 >>>…

小啄木鳥(コゲラ)♂

【キツツキ目キツツキ科】 つい一月前に掲載したばかりのコゲラだが、久々にオスの証をはっきり撮ることが出来たので急遽の登板。 全くの普通種だし些細なことではあるけれど、コゲラの赤斑は鳥好きにとって嬉しい成果だったりする。 後頭部脇からわずかに見える赤斑がそれなのだが、知らなければ傷かと見間違えそう。 普段は羽毛に隠れていることが多いので、見えないからといって雌雄を決められないのが難しいところだ。 さてこの赤斑、羽毛の色なのかはたまた皮膚の色なのか、どちらだろうか。 アオゲラやク…

小啄木鳥(コゲラ)

【キツツキ目キツツキ科】 英名の「Japanese Pygmy Woodpecker」がなるほど納得の小さなキツツキで、せいぜいスズメほどの大きさ。 外見が地味なので目立たないが、なかなかポピュラーな鳥種で日本中どこの森林でもお目にかかることが出来る。 樹木さえあれば都市公園でも見かけるので、案外したたかな適応力があるのだろう。 鳥の脚と言えば前に3指、後ろに1指のニワトリ型を思い浮かべるが、キツツキの仲間は前後にそれぞれ2指ずつ。 このX型形状の指爪で樹皮をガッチリ掴んでオ…

小啄木鳥(コゲラ)♂

【キツツキ目キツツキ科】 後頭部両脇に小さな赤班があるのはオスの証だが、羽毛に隠れていることが多くなかなか目に触れない。 コゲラは遭遇頻度の高い野鳥だしおそらくその半数はオスなのだろうけど、こうしてオスと同定できる機会は稀だ。 言い換えるならば、捕獲調査でもしない限り「メスと同定できる可能性は皆無に近い」ということだ。 冬期のコゲラはシジュウカラやエナガ、メジロなどと緩〜い群れを形成して林を移動していることが多い。 この混群に他種の鳥は数羽から時に十羽以上が加わっているが、コ…

小啄木鳥(コゲラ)

【キツツキ目キツツキ科】 コゲラの生息範囲はほとんどシジュウカラと被っている。東京周辺を例にとれば高尾山から日比谷公園までもが生息域で、要はまとまった樹木があれば都会の真ん中だって厭わないのが彼らの強みだ。であるのにも関わらず、これほど可憐で身近なキツツキの存在を知らない人は少なくない。北海道から沖縄まで、コゲラの鳴き声(決して美声ではないけれど)を聞いたことのない人はほとんどいなはずなのだが、無関心の悲しさかそれと認識されないままなのが実情なのだろう。 これからの季節、シジ…

小啄木鳥(コゲラ)

【キツツキ目キツツキ科】 カラ類など小型野鳥の混群は、バードウォッチャーにとっての冬の風物詩。風音だけだった森が俄に騒々しくなり、シジュウカラやメジロなどがワラワラと頭上を渡っていく。一歩遅れてギィーっと鳴き交わしながら幹を渡っていくのがコゲラのペア。幹の低いところに飛び移り、餌となる虫を求めながら上へ上へと登っていく。そしてまた、飛び移った木でも下から上へと高みを目指す。木登りだけでも相当な運動量だね。 撮影データ :Canon EOS 20D + Canon EF400m…

小啄木鳥(コゲラ)

【キツツキ目キツツキ科】 生憎の天気に窓外の喧噪が気にかかる。おやおや、近くの街路樹にはコゲラが来ているようだ。ギィーという軋むような鳴き声は決して美声ではないけれど、彼ららしい適度な自己主張としか聞こえない。コゲラ好きにはアバタもエクボというところかな。 画像は蔵出し。撮影当時は気付かなかったが、メタボ腹には木っ端が付着している。 撮影データ :Canon EOS 20D + EF400mmF5.6L / 2006年06月 横浜市青葉区 >>>既掲載の コゲラ エントリーを…

小啄木鳥(コゲラ)

【キツツキ目キツツキ科】 まともな鳥見に出掛けていないのでお見限りのコゲラだが、通りすがりの公園や緑の濃い住宅地で樹上の鳴き声だけは聞いている。この季節ならシジュウカラやエナガと混群をつくって雑木林を巡回していることだろう。間もなくとなった年末年始の休日が楽しみだ。 撮影データ :Canon EOS 20D + EF400mmF5.6L / 2009年12月 川崎市麻生区 >>>既掲載の コゲラ エントリーを表示>>>

小啄木鳥(コゲラ)

警戒心が希薄なんだか強いんだか、なんだかよく判らないのがコゲラ。頼みもしないのに驚くほど近くの木に来るかと思えば、随分遠いうちに逃げられてしまうこともある。コゲラに限ったことではないのだが、視界に捉えていても動きの無い対象には警戒スイッチが作動しないのかもなどと想像している。さてさて実際はどうなんだろうか? JNZさんのブログ「昆虫類の通達」でもコゲラの連動掲載中でした。 スコープ:Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) カメラ:CASIO EX…

小啄木鳥(コゲラ)

枯葦の中からガザガザと音が漏れてくる。何がいるのかと忍び足で近づいてみれば、ペアのコゲラが潜んでいた。キツツキだからと言って樹木にばかり餌を求めるわけじゃない。虫を求めて葦原や時にはススキの中にさえ入ってくる。最小のキツツキはなかなか強かなのだ。 EOS20D・EF400mmF5.6L・ISO800・Mode:AV(1/2000sec・F5.6)・AF 撮影 : 2010年2月 東京都町田市

小啄木鳥(コゲラ)

寒波襲来。落葉がいっそう進み、鳥見に適したシーズンとなってきた。 が、寒さゆえの出不精もまた人の性。冬の休日はそんな葛藤から始まる。 撮影 : 2009年12月 川崎市麻生区

小啄木鳥(コゲラ)

単独の個体もいるけれど、季節を通じてペアで行動していることが多いような気がする。この時季はシジュウカラやエナガなどから成る混群にペアのコゲラが随伴していることが多い。けれどコゲラ同士はつかず離れずの体なので、今のところ一枚の写真にペアを収める機会はまだ無い。「なんとなく面白い夫婦の距離感だね」と中年夫婦の片割れは思うのだった。 撮影 : 2009年11月 川崎市麻生区

小啄木鳥(コゲラ)

マンション敷地内の裏山遊歩道脇で営巣中のコゲラ。いくら人通りが少ないといっても大胆なところに巣を穿ったものだ。直下を子供達が歓声を上げて通り過ぎていくが、気にする風もなく餌を運び込んでいた。一瞬巣穴から垣間見えるヒナのクチバシは2羽分までしか数えられなかったけど、どうやら巣立ちは近そうだ。 鳥見のたしなみとして迷彩シートを張ってプレッシャーを与えないように観察してみたが、生温い気温にジットリ汗ばんだところをヤブ蚊の集中攻撃に遭ってしまった。油断して不覚を取ったけど、これからは…

小啄木鳥(コゲラ)

小枝を弾くような音につられ見上げると、手を伸ばせば届きそうなところでコゲラがぶら下がりながらのお食事中。あまりにも近すぎてピントが合わず、後ずさりしながらの撮影となりました。 同じキツツキでも大型のアオゲラやアカゲラは警戒心が強く、よほどの幸運に恵まれない限りはロングレンジからの観察が普通。ところがコゲラは警戒心が希薄なのか、しばしば思わぬ近接遭遇が起こります。スズメ程度の大きさで目立たない羽衣も幸いしているのだろうけど、なかなか大胆な性格ですね。

小啄木鳥(コゲラ)

ふとした気配に頭上を見上げると、真上にコゲラがいるじゃないですか。大慌てでカメラを引っ張り出し、三脚を用意する間もなく手持ちで連写。デジスコだとこうはいきません。即応力はやっぱりデジタル一眼レフだよなぁ。 枝が被っているけど葉が落ちているだけ随分と撮り易くなってきました。あとは冬鳥達を待つばかりと言いたいところだけど、自由になる時間がないんだなぁ。

小啄木鳥(コゲラ)

我が家周辺にも秋の気配が漂いはじめたけど、仕事が夜に偏りがちで鳥見も思うに任せず、おまけにまだまだ里山の野鳥は「夏枯れ」が続いています。そんな無聊を慰めてくれるのがシジュウカラやメジロ、そしてコゲラなどの留鳥たち。お世話になります。 野鳥メインのフォトブログだってことを本人さえ忘れそうなので、コゲラ君の緊急蔵出放出(泣)

小啄木鳥(コゲラ)

雨上がりの里山で見かけたコゲラ。目をこらすとクチバシに何やら咥えています。 捕らえた虫を咥えたままということは、どうやら巣穴で待つ雛たちのためにせっせと集めているところの様です。 普段のコゲラはクチバシで木の幹や枝を叩きながら虫(主に幼虫)を見つけて捕食するのですが、このコゲラは木を叩くことなく若葉の裏などを丹念に探していました。ヒナの待つ巣に持ち帰るため複数の獲物を咥え続けていなくてはならないからなのでしょう。今更ながら餌となる虫が豊富なこの時期に繁殖する理由が理解できまし…

小啄木鳥(コゲラ)

シジュウカラやメジロ、エナガなどと緩やかな群れを形成して林の中を移動していくのはスズメ大の可愛いキツツキ、コゲラ。ちょっと太り気味に見えるのは斜め下から撮っていることによる錯覚・・・・のはずです。 最近は日曜日しか休みがないので週の後半になると鳥見中毒の発作が起きます。今朝は7時に目覚めると昨夜来の雨が止んだ様子。朝食を後回しに望遠レンズを担いで近所の公園まで緊急出撃。と、10分程歩いたところで大粒の雨が降り出し、機材を懐に駆け戻る始末。諦めきれずに雨の上がった午後から出直し…

小啄木鳥(コゲラ)♂

暗い森の中、上を下にと猛スピードで追いかけっこをする野鳥を発見。暗さとスピードでなかなかその正体が分からず、ようやくコゲラと判明したのは10分も経過した頃でした。追っていたのがオスの成鳥(写真の個体)で、追われていた方はコゲラの幼鳥。 ひょっとすると親が実力行使で巣立った幼鳥を独立させる「子別れの儀式」だったのかと思うのですが、真相は分かりません。 CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M+TSE-14WE

小啄木鳥(コゲラ)

普段はペアで行動することの多いコゲラですが、新緑の時期は子育ての最中。巣立ちビナを連れた家族単位で木々を渡っていきます。 そんな樹上の忙しない鳴きかわしをよそに一羽離れて放心したような風情。動きっぱなしのこの鳥にしては珍しく、このまま数分ほど佇んでいました。育児に疲れて暫しの休憩でしょうか。 EOS 20D・EF400mmF5.6L USM・ISO400・1/100sec・F5.6

小啄木鳥(コゲラ)♂

久々にはっきりオスと分かるコゲラをパチリ。後頭部の線状に見える赤斑がオスの証。 この赤斑は風が吹いた瞬間などにチラッと見えるだけなので、オスなら確実に見られるわけではありません。観察するコゲラの半分がオスだと仮定して、赤斑を見る確立は2割にも満たないほど。多分に偶然がものをいいます。 いささか逆説的ですが、外見からメスを同定できない理由でもあるわけです。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) カメラ設…

小啄木鳥(コゲラ)

冬の間はシジュウカラなどカラ類との混群となって木々を渡っていくのがコゲラの通例ですが、この冬は混群に入らずコゲラのペアだけで林の中を移動していく姿を見かけることが多いように思います。暖冬と何か関係があるのかなぁ。 EOS 20D EF400mmF5.6L USM ISO400 1/2000sec F5.6

小啄木鳥(コゲラ)

冬の間はシジュウカラやエナガなどと緩やかな群れ(混群)となって林の中を移動していくことが多いコゲラ。群には必ずといってよいほどペアで参加しています。そのペアを維持したまま4月頃からの繁殖シーズンを迎えるのかもしれませんが、そうなると繁殖期よりかなり前の秋頃にペアリングが行われているのか、ひょっとすると繁殖期以降も持続性があるということなのでしょうか。 どちらであるにせよ繁殖期以外はペアを解消する鳥が多い中にあって、なかなか情の濃い鳥なのかもしれません。 撮影データ:CASIO…

小啄木鳥(コゲラ)

冬枯れのススキ群落からカツカツカツと連続した打撃音が・・・・ シジュウカラかなと思いつつ隙間から覗いてみると、コゲラが一心不乱に餌探し中。 なんとか頭部だけは枯れ茎が被らずに撮れましたが、その密度が幸いし労せずして近づくことが出来ました。 EOS 20D EF400mmF5.6L USM + Teleplus300(1.4x) ISO400 1/100sec F5.6 (合成値:f=560mm F8)