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そしてツバメは戻ってくる

ツバメ(燕)♀ 【スズメ目ツバメ科】 幸か不幸かライフラインに関わる仕事なので、ヒゲボウズの日常は今まで通り。緊急事態宣言の元で多少は休めると思っていた目算は外れてしまった。 サクラの季節はいつがピークだったのか判らないままに過ぎていったが、通行量の減った道を横切るツバメの姿に春の終わりを実感している。 人の浮き世は何かとままならないが、季節はしっかり巡ってくる。些細な不安や不満のなんと矮小なことよ。 - 撮影データ:Canon EOS 7D / Canon EF400mm …

太陽は何処に在りや

ツバメ(燕)幼鳥 【スズメ目ツバメ科】 唯一休める日曜日はことごとく雨また雨。鳥見も当然ままならない。というわけでまたもやツバメの飛翔だが、毎度似たようなカットが続いてしまう。撮り手としては試行錯誤の過程だし、細部の描写という点では会心なのだが・・・・ 獲物となる虫を見つけたのだろうか、急制動の後上昇に転じた。 どこかで見たシルエットだと思ったのだが、思い出したのは映画「アバター」の翼竜トゥルークだった。そういえば翼と尾羽を全開にした姿はどこか猛禽類にも通じるものがある。考え…

若ツバメ風雨を突く

柳の下のドジョウではないけれど、先週のオシドリらしきカモが気になって小雨けぶる水田を探し歩いた。カルガモはたくさんいたけれど、件のカモは見つからず。小柄なだけにこの一週間で伸びた稲に隠れて見落とした可能性もあるけれど、オシドリが本来過ごすべき山地へと去って行ったのかも知れない。いや、むしろそうであって欲しいとも思うのだった。 ツバメ(燕)幼鳥 【スズメ目ツバメ科】 背丈を増した稲の上空、小雨混じりの風に十数羽のツバメが群舞していた。何事かと双眼鏡で追ってみると、その大半は最近…

温帯モンスーンを実感する

関東地方も梅雨入り。昨夜は粘ったけど、木星見えなんだ・・・・ コシアカツバメ(腰赤燕) 【スズメ目ツバメ科】 先月撮影したツバメの飛翔画像の中にコシアカツバメが紛れ込んでいた。逆光で潰れたシルエットに違和感を覚えレタッチ補正してみたらツバメじゃなかったというオチ。撮ってるときに気づけよ>ヒゲボウズ。 前回の記事でも触れたが、本種の巣はユニークなヒョウタン型であるらしい。古巣を補修しながら使い続け、ヒナが巣立っても渡りの時季まで塒にするとか。泥運びが頻繁なのもなるほど納得。 巣…

ツバメ撮影は体力維持のバロメーター

ツバメ(燕) 【スズメ目ツバメ科】 ツバメがコシアカツバメと同じ川岸で巣材を集めていた。数ではコシアカツバメを圧倒しているが、争う様子は見られない。泥土を咥えて飛び去り、数分後には舞い戻ってくる。一度に運べる泥土など僅かなものだ。巣作りとは気の遠くなる作業なのだと思い知る。 低空の飛翔ではカメラのオートフォーカス機能(AF)が背景を追ってしまう。かといってマニュアルフォーカス(MF)で追える相手ではないことは自明だ。とりあえず通過空間を予測してピントを合わせておく「置きピン」…