久々の台風に右往左往

台風15号接近

 家族の送迎にクルマを出そうとしたところ、突然の日照り雨。台風前にキツネのお嬢さんは嫁に行くのかなどと馬鹿なことを考えていたら、一瞬の後にはバケツをひっくり返したような土砂降りとなった。せいぜい10分程のことだったが、台風からの風に押された積乱雲が通過したようだ。

 繁華街を覗いてみると、予報を見たとは思えぬ軽装が目立つ。関東直撃なら久々だと思うのだが、相変わらず首都圏の人々は天象を軽んじている節がある。日没後、隣接区域では避難勧告が出ている中で花火を打ち上げているし、正直訳が分からない。

f:id:Tpong:20190908231506j:plain

 雨の降り始め。面白い光景だったのでiPhoneでパシャリ。この辺りのピントの深さは絶妙だ。と思ったのも束の間、土砂降りとなったのは前述通り。


 今夜は風雨の音が寝物語となりそうだ。願わくは被害のない朝でありますように。


Instagramの野鳥写真

 始めてみて判ったのはポストされた日本の野鳥写真、その過半数カワセミだということ。海外の野鳥写真でもカワセミの仲間は一定以上の人気があるようだが、日本のそれは異常に映る。最初はあまり意識することなく同好の野鳥写真をポストする方々をフォローしていたのだが、Instagramを開く度にいつか見たことがあるようなカワセミカットばかり表示されてしまう。食傷気味とはこのことかもしれない。 

追記(9/9):一種類の鳥を大勢の人が撮れば、場所や時間が違っていても自ずと似通った写真が生まれてしまうという意味で記している。コメント欄でも触れたが、Instagramでのタグ検索、#野鳥 90万件 に対し #カワセミ 16.3万件 カワセミへの異常なほどの偏りを現していると考えられる。個々人ではなく日本の「野鳥写真愛好者」総体の傾向としてカワセミへの偏向ぶりがヒゲボウズの食傷を引き起こしている。