八月八日夕景

夕景と習い性

 フロントグラスに展開した光景に気を取られ、駐車スペース探しも気ぜわしく駆け込みの一枚。数分ほどタイミングを逸した感もあるが、さすがに路駐は憚られたので致し方ない。

 撮り終えてみればだからどうしたという類いの夕景。若かった自分なら足を止めさえしなかったかも。こんな日常の風景が気にかかることこそ「老いの一歩」なのかもしれない。

f:id:Tpong:20190808220212j:plain

 作業着ままの仕事復路。業務記録用に持ち歩いているコンパクトデジカメでパチリ。胸ポケットのiPhoneでもかまわないのだが、あくまでも「カメラ」に拘ってしまうところが長年の「性」なのだろう。我がことながらおかしみを覚える。