カルガモ(軽鴨)ヒナ
【カモ目カモ科】
2羽の存在に気付いたのは先週末。流れが緩い辺りには数組のカルガモがいて、2羽のヒナが近づくと追い払う。やむなく流れの急な辺りで餌を探すのだが、観察中とうとう親鳥は現れなかった。
そして8日後の今日、同じ場所に2羽のヒナがいた。もちろん確証はないけれど、おそらくあの2羽なのだろう(と思いたい)。
相変わらず親らしきカモは見当たらない。はぐれたのか、はたまた親ガモが命を落としたのか。危険から守ってくれたり知らせてくれる存在を失ったヒナたちが今日まで生き延びたのは奇跡に等しいのではなかろうか。やはりと言うべきか、通常ヒナの一週間はもっと成長しているものだが、この2羽は成長が少々遅め。親のいないハンディなのだろう。
だめだなぁ、冷静な観察眼を保ちたいと思っていても、感情移入が止まらない。
- 撮影データ<上>:Canon EOS 7D / Canon EF400mm F5.6L USM
- 撮影データ<下>:Canon PowerShot G9 X Mark II / Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32x)