これもフィールドテストなのかな?

  各種のテストを行うために実物大の鳥フィギュアを探していたのだが、ネットでスズメのぬいぐるみを見つけたので入手してみた。 

スズメ BH7019

スズメ BH7019

 

 HANSAというオーストリアのメーカーらしいけど、欧州ではイエスズメが普通種で、日本にいるのと同じモリスズメは街では見かけないと聞いたことがある。だがこのぬいぐるみはほっぺに黒斑(ニュウ)があるし、どう見てもモリスズメつまり日本での普通種。とまぁぬいぐるみさえ同定したがるのが鳥バカたる所以か。

 全長13cmと実物よりわずかに小さいけれど、フェルトのような素材なのでシビアなピントテストにも使えそう。今後は時折登場する予定なのでよろしくです。

野鳥撮影と焦点距離のテスト

  テストそのものは被写界深度やワーキングディスタンスの確認が目的なのでブログのネタにはなりそうもないが、画角テストなら野鳥撮影の参考程度にはなりそうだ。

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 撮影距離はレンズやスコープの三脚座固定なのでイメージセンサー面を起点とすると5cmほどの誤差があるが概ね8.5m。いずれも絞りは開放でデジスコもカメラ側を開放値での絞り優先モードとしている。

作例Aはフルサイズ機と400mmの組み合わせ。つまり400mmの画角として額面通りということになる。野鳥相手だと焦点距離が足りないのは明白だが、比較の意味で撮ってみた。

B~DはAPS-Cセンサーと400mmの組み合わせ。そしてそれぞれ1.4xと2xのテレコンをかませた焦点距離となる。フルサイズ換算は640mm・896mm・1280mm。

EとFはデジスコのケラレが生じないデジカメ焦点距離13.2mmからテレ端の30.6mm。フルサイズ換算で1160mm~2688mmとなる。仮に最新のスコープやカメラでデジスコを組んだとしてもこの程度の画角と思われる。

最後のGはなんちゃってDIYによる50xアイピースでのデジカメテレ端。思っていたよりは実用になりそうでちょっと嬉しい。

 意外というか面白い結果となったのがDとEの比較。一眼レフのDの方がピントが浅いと予測していたのだが、実際には大差がない。いわゆるヨンニッパ*1ロクヨン*2のような巨砲ならまた違った結果になるだろうけど、デジスコも意外とボケが綺麗だなと再認識。

 

えっ、ホンモノを撮れって? ---- ごもっとも

*1:400mmF2.8

*2:600mmF4