鳰(カイツブリ)

カイツブリカイツブリ科】
4/12のエントリーで営巣を記したカイツブリ、相次ぐ孵化で3羽のヒナを数えることが出来た。
残る一卵は引き続き抱卵中なのだが、殻の色ムラが気にかかる。
明日も孵化しないようだとおそらく3羽止まりだが、この池のカイツブリにしては初回の営巣で孵化まで至っただけでも上出来だ。

画面にはヒナが2羽と残った卵。
クチバシを開けたヒナの後方に卵があるのだが、汚れ具合を見ると不安に駆られる。

親鳥の運ぶ餌を拡大してところ、どうやらヌカエビのようだ。
しばらく観察してみたが、エビのほかにはオタマジャクシや樹木から落下したイモムシの類いなどなかなか多彩。
このヒナたちへの給餌が一段落すれば、今季二度目の繁殖も期待できそうだ。

ギャラリーの会話から、以下余談。
「ヒナが産まれた」は正しいのか間違っているのか。
正確を期すなら産まれるのは卵であって、ヒナは孵るというべきなのだろう。
それにしても、そこそこ年配の世代でも鳥を「匹」と数える人が多いことには驚かされる。
案外そんなところから日本語が崩れはじめているのかも。

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