尉鶲(ジョウビタキ)♂

【スズメ目ツグミ科】
北側の日陰は根雪と化して残っているが、日向は今日一日でかなり融けたようだ。
雪に覆われていた数日間はさぞかし空腹だったことだろう。
畑地ではキジバトツグミが忙しげに行き交うなか、ジョウビタキも虫探しに余念がない。

ポスト(見張り用の枝先)から獲物を見つけたジョウビタキが舞い降りる。
翼をたたむと見える白斑から「紋付鳥」の異名もあるが、開いた翼を観察すると白い部分*1の面積が思いのほか広い。

温暖な地方の野鳥たちにとって、積雪は試練でしかない。
樹上ではシジュウカラがさえずり春の気配が漂ってきているが、まだ一度や二度は寒波が来そうな気がするな。

撮影データ:Canon EOS 7D / EF400mmF5.6L USM / 2014年2月 / 横浜市
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*1:次列風切の基部