大晦日の月出は横浜で5:06だったが、ベランダから撮影可能になるまでジリジリと待つ。
横浜といっても多摩丘陵に接する我が家付近は２〜３℃低く、カーボン三脚を握っただけで指先の感覚が薄れてしまう。
風こそ無風に近く大気の状態はすこぶる良いが、高度が低い分スコープで見る月はユラユラと心許ない。
ようやく樹木を越えたところでまずは地球照を狙う。後処理でノイズリダクションしているが、まずまず満足できる結果が得られた。
月出から50分、肉眼で空の青みがはっきり分かる頃に薄眉のような月面撮影に取りかかる。
大気の揺らぎと空の明度を勘案すれば6:00前後の5分ほどがベストタイムだった。
明日元旦の月出は6:08で日出が6:50。
東の空が明るすぎておそらく無理だろうけど、ご来光直前のカミソリのような月が撮れたらいいな。
さて、デジスコでの使用カメラはプレビュー画像に問題があり一度は退役させたEX-Z850。
スコープの光学系と相性が合わず、成功率が低いIXY210Fには見切りをつけた格好。
デジスコ用のカメラが来年の課題だなぁ。
撮影データ ：Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) / CASIO EX-Z850 / 2013/12/31 05:58:58
