小鯵刺(コアジサシ)

【チドリ目カモメ科】環境省レッドリスト危急種(VU)
連休は地元の里山にドップリと浸って過ごしたが、キビタキオオルリばかりが夏鳥ではない。
カモの仲間が北に去り寂しくなったとはいえ、水辺にだって夏の使者がやってくる。
その代表格コアジサシに逢いたくて、多摩川まで足を伸ばしてきた。

遠くはオーストラリアにまで渡る海鳥に相応しく、研ぎ澄まされたシェイプ。
機能美とはアジサシの為にあるような言葉だ。

ホバリング(停空飛翔)から小魚にロックオン。電光石火のダイビング。

ダイブの飛沫が未だ宙を舞う間、刹那の狩りを果たしたコアジサシが空へと還る。
遠くて見難いが、しっかり小魚を咥えていた。

撮影データ :Canon EOS 20D + EF400mmF5.6L / 2013年05月 多摩川中流
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