鶯(ウグイス)

【スズメ目ウグイス科】
ウグイスといえば初夏のホーホケキョを思い出すけれど、求愛・繁殖期以外はジュッジュッと地鳴きするのみだ。
ホーホケキョと鳴いてくれればオスと特定できるのだが、地鳴きには雌雄の区別がないので雌雄の識別には使えない。
要するにさえずっている個体を見つけたらオスと特定できるけど、メスを識別する術がないわけだ。
(オスは子育てに参加しないので、営巣中に抱卵育雛していればメスなのだが、その種の観察は研究者の領域だろう。)

尚、拙ブログでも何度か取り上げてきたけれど、ご覧の通りウグイスは茶褐色。
鴬餅などで知られたあの抹茶色はメジロ色と言うべきとご承知願いたい。
参考までにJISの定める慣用色名は鶯色(#918D40)となっているが、これでもまだ緑が強いように思う。
JISで鶯茶(#6D5826)とされている色の方がウグイスの背色に近いと言えそうだ。
撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) / CASIO EX-Z850 / 2013年01月 横浜市青葉区
>>>既掲載の ウグイス エントリーを表示>>>