WindowsXPリカバリの落とし穴

 今さらWindowsXPなのだが、リカバリに落とし穴があったので対策を記しておく。再インストールしたのはWindows-xpのHomeEdition、そのSP2適用版だが、メーカー製PCに付属するリカバリCDの内容がSP2以前なら同じ現象が起こると思われる。

 さてその現象だが、インストール(リカバリ)後に自動・手動を問わずWindowsUpdateが失敗する症状。細々したアップデイトはもちろんだが、SP3やInternetExplorer8への移行が出来ないのでセキュリティ面の不安だけでなく、古いIE6だとブラウジングできないサイトも多く不便この上ない。

 で、肝心の原因だがWindowsUpdateエージェントのバージョンが異なることに起因しているようだ。この問題はマイクロソフトも遠回しな表現で認めているようで、対策バッチも用意されている。少なくとも我が環境ではこれで解決した。

 実作業はサポートサイトhttp://support.microsoft.com/kb/946928/jaから[詳細]のところにあるファイルをDLして実行すればOK。ほとんどのユーザーは32ビット版だと思われるので「•x86 ベースの Windows」にあるWindowsUpdateAgent30-x86.exe パッケージを選択することになるが、x64やItanium版も皆無ではないので自己責任でどうぞ。

 それにしてもこの問題、実は結構起こっているようだ。私の周辺でもリカバリしたxpが不安定なのでPCを買い換えたという話が複数あり、内容を聞いてみるとこのケースに該当してい節が濃厚だ。マイクロソフトのアナウンスが曖昧なのは買い換えを促したいからかな。