未明の臥待月(月齢20.009)

 夜間の作業を終えて屋外に出てみれば、思わず襟をかき合わせるような木枯らし。見上げれば煌々とした月と意外なほどの星々。風故に激しく瞬いてはいるけれど、光害の激しい我が家周辺にしては珍しいほどの星が瞬いていた。

やはりと言うべきか、午前五時の月は輪郭がガタガタ。一見するとクレーターはシャープに見えるが、フォトショップのレイヤーで前後のカットを重ねてみると、コンポジットも処理以前に諦めがつくほどの揺らぎよう。

撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) / CASIO EX-Z850